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医療保険
死亡保険は自分が貰えるわけでないのでいらない!
よく、こんな断りを受けました。死亡保険は自分に万一の事があった時、家族が困らないようにという家族愛が基本になっています。
それに比較して医療保険は自分が生きるためのもので、自己愛が基本です。
自分のことなので、ほとんどの人が医療保険には興味を抱いています。
それでは医療保険をどのように選択したら良いか?考えてみましょう。
1−保障期間を決める
★10年間保障のような一定の期間にするか、一生保障の終身医療保険にするか?
  保険料は10年の医療保険の方が断然安いです。ただし、10年後の更新時には10年後の年齢に伴う保険料
  になりますので保険料は相応にアップします。
  若いうちは更新しても保険料は大して変わりませんが、年齢が高くなりますとアップ率は極端に高くなります。
  今、保険料を押さえたい時は10年医療、将来まで保険料を変わらず一定に押さえたい時は終身医療にすると
  良いでしょう。
  ただし、大事な点を抑えておきましょう。医療保険は基本的に、健康な人を加入対象にしています。自分の意志
  とは反対に、10年の間にお体を壊されてしまった場合、終身医療保険に切り替えられない場合があります。
  安心、安全を考えるならば、最初から終身保障にしておくべきかもしれません。
  現在の医療保険は終身保障型がほとんどです。
  
2−入院した場合に保障される日額を決める
★1日当たりいくらの保障額が必要なのか?または、いくら保障されたいのか?保障額を決めます。
  医療費の他に差額ベッド、食事代、日用品代、付き添いの方の交通費、雑費なども馬鹿にならないでしょう。
  できれば一日10,000円〜の保障を確保しておきたいものです。
3−保障内容を見極める
日帰り入院
 医療の発展により、手術をしても一泊の入院ですんでしまうこともままあります。
  また白内障の手術のようにその日に退院してしまうケースもあります。
 
 最近の医療保険は日帰り入院(入院日と退院日が同一の入院を日帰り入院といいます。入院基本料のお支払
  いの有無等によって判断されます。外来で病院のベッドを使用して透析・点滴・手術を行った場合や単なる
 覚醒・ 休養などの目的の場合は日帰り入院とはみなされません)
でも保障されるタイプが主流です。このタイ
 プの医療保険ですと、日帰 り の手術でも保障されますので安心です。

  先日お伺いしたお客様は「私は入院すると1日10,000円出るようになってるの」とおっしゃいました。「それは
  素晴らしいですね」と言いながら保険証書を見せてもらいました。
  すると入院5日目から保障の保険で4日間は保障されないタイプでした。かなり古い保険ですと20日以上継続
  入院でないと保障されないというタイプのものもあります。
  いざという時「えー!」という事にならないように気をつけたいものです。
  知られていないところで注目すべき点は、高齢化社会に向けて介護保険対応の療養型の病院に入院したとき
  に保障は受けられるか?という点です。
  現在私の知っているところでは、1社を除いてほとんどの医療保険では保障の対象外となっています。
  これからの時代は、この辺の保障の必要性の有無も考える必要性はあると思います。

先進医療特約
 先進医療とは、「治療効果が高い」「体に優しい」「回復が早い」など、メリットの高い医療技術です。
 ただし、治療の 効果が有効であっても、大規模施設などが必要で、全国的な普及が難しい技術は、公的医療
 保険が適用されにくいようです。
 また先進医療は、承認された医療機関でしか行うことができないため、技術によっては全国で1施設しか行えない
 ものもあります。
 よって技術料は全額自己負担になります。
 従来の固形がんに対するエックス線治療は、ガン細胞だけでなく、正常な細胞までも被爆させてしまいました。
 それに対して、先進医療の「重粒子線・陽子線」治療では、正常組織への放射線被ばくを最小限に抑えられます。
 また、ガン細胞を死滅させる効果も従来のエックス線より高いことが確認されています。
 ただし、先進医療の技術料の中には300万円を超えるものもあります。
 最近の医療保険には、先進医療特約が付加できるものがほとんどです。

セカンドオピニオンサービス
 納得できる治療方法を選択するために、総合相談医に今後の治療方針などについて意見を聞くことができる
 サービスです。
 また総合相談医の判断により専門医を紹介してくれます。
 こういったサービスを無料で行ってくれる保険会社もあります。

 
保障内容
病気・ケガによる日帰り入院から
10,000円
病気・ケガによる手術
10・20・40万円
1入院60日〜120日
通算730日〜1095日
保険料の目安

年令 10年医療 終身払い終身医療
20歳契約 1,490円〜 2,454円〜
30歳契約 1,770円〜 3,164円〜
40歳契約 2,490円〜 4,294円〜
50歳契約 3,950円〜 5,934円〜
60歳契約 6,580円〜 8,347円〜

男性の例。
入院1日10,000円保障・日帰り入院も保障するタイプから1泊2日からのタイプが有ります。
手術保障は手術の種類に応じて日額の10倍〜40倍というタイプと10万円または20万円と決まっているタイプもあります。
死亡保険金は付加されていないタイプが一般的です。
また公的医療保険の対象とならない先進医療に対応するもの、セカンドオピニオンといって、総合相談医に
今後の治療方針などについて意見を聞けるサービスを無料で紹介してくれる保険会社もあります。
0歳〜80歳の方がご利用できます。
また、持病がある方でも加入が可能な保険もできました。詳しくは、お尋ねください。
 
                           入院費の一例

 
骨折で50日入院した場合の自己負担額   医療費合計 1,269,410円
    1ヶ月目     803,260円×3割=240,978円
    2ヶ月目     466,150円×3割=139,845円
                      合計   380,823円   最初はこの金額を自己負担します。
 一定の金額を超えたら高額医療費として、あとから払い戻されます。
 大事なことは、ご自分で市区町村の窓口や健康保険組合等へ問い合わせ、必要に応じて請求しなくてはなりません。

   70歳未満の方   平成20年4月現在
区分 患者負担限度額
上位所得者 注1  150,000円+(かかった医療費ー500,000円)×1%
      注2 <83,400円>
一般  80,100円+(かかった医療費ー267,000円)×1%
          <44,400円>
住民税非課税  35,400円
          <24,600円>
    注1  月収53万円以上、国民健康保険においては被保険者全員の基礎控除後の年間所得の合計
         が600万円を超える方 
     注2   多数該当世帯 高額医療費に該当する療養を受けた月以前の12ヶ月間における該当回数が
         4ヶ月以上となる場合の自己負担限度額。

     人工透析を要する70歳未満の上位所得者については、1ヶ月あたりの自己負担額は
     1万円から2万円に変わりました。
        
  70歳以上の方 
区分 患者負担限度額
現役並み所得者 注3   80,100円+(かかった医療費ー361,500円)×1%
      <40,200円>
一般   44,400円
住民税非課税 U   24,600円
住民税非課税 T      (年金収入80万円以下)                      15,000円 
 注3  老人保健制度対象者の場合は課税所得145万円以上  健康保険・船員保険においては
     標準報酬月額28万円以上

  <  >内の金額については、過去12ヶ月に3回以上高額療養費を受け、4回目の支給に該当する場合。
   
70歳未満の方の場合
この計算式に当てはめ、上記の医療費の患者負担額の金額を求めてみましょう。(一般の方の場合)
       1ヶ月目   80,100円+(803,260円ー267,000円)×1%=85,460円
       2ヶ月目   80,100円+(466,150円ー267,000円)×1%=82,090円
                                        合計      167,550円
     となります。この純粋な費用に家族の交通費・食事・諸経費が加算されるわけです。
     このご家庭では、諸経費に約300,000円かかりましたので全部で約467,000円ほどの
     出費となりました。よって1日当たりの費用は約9,340円かかったことになります。

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