レッスンでの材料と道具

世界にたった1つしかない
あなただけの作品作りはいかがでしょうか


教科書

「クラフト工房」のレッスンは基本1コマ2時間、月に2回〜4回を標準にしていますが、
それぞれの予定に合わせてスケジュールを作っていきます。

コースごとに本部の充実した教科書に沿って順序良く学んでいきます
各コース10課題ずつで、1課題ごとに数枚の写真と説明が載った本部の教科書を使用します
まずDECOクレイ・クラフトアカデミーの会員になっていただき、
入会時の規約に沿って、レッスン料などは統一のものになります。

       


粘土のいろいろ

使う粘土は、軽くて伸びの良い「クレイ・ソフト粘土」と重厚感のある「石粉粘土」、人形造りに適した「エリート粘土」のほか
乾くと透明になる樹脂粘土「ルーセントクレイ」や木や岩などを表現するのに適したぶつぶつの入った「ガーデン・クレイ」などです

         
 ソフト・クレイ 
白と黒と基本の5色を混ぜて自分の好きな色目を作って使う
 石粉粘土
大理石の粉が主材料で、伸びがよく重量感が出せる
 エリート
人形やレリーフなどに向く、柔らかく形が自由に整えやすい粘土
 ガーデンクレイ
コルクの粒が入った粘土で、茎や木の幹・石などの素材感が出せる
 ルーセント・クレイ
乳白色の樹脂粘土で、乾くと透明な硬い仕上がりになる


道具の色々

基本に使う道具が数種類あり、
初心者向けのお道具セットもあります。。
加えてクラスが進むと要るものを少しずつ足していくことになります。
レッスンのクラスにより少しずつ便利なもの使っていいきましょう


粘土は手でこねるのが基本です。まずは大きさを確認するため、丸い球にします。
球を涙型にして型を使って押さえて花びらや葉を作ったり、顔の形を抜いたり
切ったり、合わせたり、窪ませたり線付けをしたり…
いろいろな方法を使って多種の形を作っていきます
それを組み合わせて花・人形・レリーフなどいろいろなものを完成させていきます。

       
 ニス・ボンド・型押し・ピンセットなどのほか、ケーキ台・スポンジなど  葉型・細工棒・はさみ・ニッパー・カッター・延ばし棒などの用具のほか、ワイヤーの各サイズ  人形の顔型・石膏素材、プラスチック・など各種
 彩色のアクリル絵の具、豚毛・アクリル筆各種


特徴のある道具


粘土で1つの花を作るとき、掌の上において指で伸ばして作る方法が基本です。
そのほかに、型に粘土を押し付けて花びらを作って合わせていきます

型がプラスチックだとはがすときに形が崩れることがあります。
その難点を緩和して両面を一度に作れるようになったのがシリコン型です。

そのいろいろな形を伸ばしたり、線や波など形をつけるのが細工棒です。
波型、角形、丸型、へら型などいろいろな種類があり
ほとんどの縁の仕上げや形つくりには細工棒が必須です

     
シリコンの型(各種)  プラスチックの型(各種)  細工棒 

これらの道具は、本部で製造・販売されており、
レッスン時に講師から購入するほか、ネットで購入することもできます


仕上げ


作品が出来上がったら、よく乾かします。
ソフト粘土は大きな作品でも軽く、押しピンで壁にかけられるほどにしあげることができるのが利点です。
そのためにも乾燥はしっかりとさせます。

石粉粘土は水分量が多いため、乾燥には2週間ほどゆっくりかけることが大切です。
粘土は乾くとそのままの形に仕上がります。
作品によっては乾く途中で違う作業を施すこともあります。
また、乾く途中で思った形に乾いているか養生してあげることも大切です。

仕上げには、アクリル系の絵の具を使います。
ソフト粘土は基本の5色の粘土を組み合わせて複雑な色目を作ります。
仕上げに薄く色を掛ける感じで塗ります
石粉粘土やエリートは白っぽい粘土の色に
形が出来上がった後、塗り混む込む感じで着色していきます。


すべてを塗り終えたら、よく乾かして、最後にニスを塗ります。
これはつやを出したり発色をよくするだけではなく、淡い色を退色させない効果と
簡単な防水と防汚の効果があります。


いかがでしたか?
たかが粘土、されど粘土(笑)。できものを買うのは簡単ですが
自分が作った世界に1つだけの作品は何物にも代えがたい宝物です
是非それを一緒に作っていきましょう!!