湯島散策(お茶の水〜湯島天神)

まずは、熟年夫婦の定番ルートからと、安物のデジタルカメラをポケットに、お茶の水からスタート。


JR お茶の水駅の近くに、ニコライ堂がある。正式名称は、東京ハリストス復活大聖堂という。

ロシア正教会の日本伝道師ニコライが、1891年に完成させたもの。その後関東大震災で焼損したがセルギイによって復活。

最近化粧直しが終わって、やっと華やかな顔を見せるようになった。

聖橋を越えた右手に、300年の歴史を刻む湯島聖堂がある。(現在の聖堂は1935年に再建されたもの)
1630年に、儒教に傾倒した徳川五代将軍綱吉が、孔子を祀る大成殿や学舎を創建した。
1797年には、幕府が孔子の生まれた地名をとって、昌平坂学問所を開いた。明治になって、師範学校、高等師範学校がおかれ、近代教育発祥の地となった。

本郷通りを越えると、神田明神がある。創建の由来は、聖武天皇の天平2年(730年)に遡るという。
三つの宮があり、一の宮は大国主命、二の宮は恵比須、三の宮は平将門、が祀られている。家庭円満、縁結び、商売繁昌、事業繁栄の守護身として、ビジネスマンの参拝が多い。(HP も開いている)
 http://www.kandamyoujin.or.jp/ 

本殿前の狛犬は、私の伯父が施工したもの。精悍でなかなか格好いいと思っている。
門前の老舗「天野屋」の甘酒はまた格別。

神田明神から清水坂下を越えると文京区にはいる。湯島に向かって歩くと(湯島は、かって上野あたりも海だった頃、湯が湧く小島だったともいう)すぐ右手に小さな妻恋神社がある。
むかし、日本武尊が東征のおり三浦半島から房総に向かう途中、大暴風雨にあった。そのとき、妃の弟橘姫が身を投げて海神をなだめ、ことなきを得たという。日本武尊が妻を想い嘆く様を悼んで、創建されたのが始まりという。

途中の三組坂上交差点に珍しい蕎麦屋がある。古式蕎麦といい、甘皮をたっぷり含んだ真っ黒な蕎麦を、ダイコンおろし汁につけて食べる。噛む程に味が良い。

古式蕎麦をゆっくり賞味して、ちょっと歩けば学問の神様・湯島天神につく。御祭神は、天之手力雄命と菅原道真公。

梅と絵馬が有名だ。新しく改築されて、かっての風情が無くなったが、真剣な顔の受験生やその親たちの姿は変わらない。

ここまで凡そ5000歩弱。ここから池之端でドガモ(野生を忘れた鴨)を眺め、上野の山を散策すると、10000歩に近ずく