東京の国宝・重要文化財(建造物)を訪ねて

日野

金剛寺仁王門(重要文化財)----日野市高幡

金剛寺は、真言宗智山派別格本山の寺院で、通称は高幡不動。
沿革は諸説あるようだが、平安時代初期(1100年前)に東関鎮護の霊場として高幡山に開いたのが始まりと言われる。

仁王門は、室町時代後期(1467〜1572年)に建立された。
三間一戸楼門で、入母屋造り茅葺形銅板葺の構造形式。
昭和21年(1946年)重要文化に財指。定昭和34年に解体修復が行われている。


金剛寺不動堂(重要文化財)----日野市高幡

室町前期、慶永元年(1342年)に慈覚大師が東関東鎮護の霊場として山中に建立したものを高幡山に移築したものと言われ、東京都最古の文化財建造物である。
桁行五間、梁間五間、入母屋造、茅葺形銅板葺の構造形式で、昭和21年(1946年)に重要文化財に指定された。
現在(2012年)改修工事が始まっている。