荒川区のマイスター

 

4.1997年11月受賞者

    茶室や数寄屋造り等の特殊な建築技術を修得している。

   茶室造りは、その高度な技術が高く評価され、上野の国立科学博物館(みどり館 

   5階)に有る茶室を担当した実績が有る。

   ハンマー振り、ヤスリ掛けの他、特に柔らかいうぶ毛も確実に抜ける様に、

   刃研ぎを得意としている。

   ハンマーで均等にたたき、スプリングが硬すぎず、柔らか過ぎない様に芯を

   抜く技術は非常に高度である。 

   東京電力の排水溝の清掃やベンツ社のホイールの研磨等、用途に応じた

   数百種類のブラシを製造している。

   特に、小さいブラシ(歯間ブラシ等)は、ブラシが落ちない様に挟むため、

   高度な技術を要する。

   純銀は非常に柔らかいので、加工に高度な技術を要する。

   鍛金の加飾工程にある模様打ちの技能に優れ、特に「霰打ち」を得意としている。

   機械刺繍では出来ない「市松縫い」「鱗縫い」「茣蓙縫い」等の技術に卓越している。

   相撲の化粧回し、校旗のほか競馬で使用する優勝旗等も手掛けている。

 

    

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