18.12月22日 金

「絆」の一行詩2

 「絆」の一行詩の作品の続きを紹介します。
・ペットのうさぎへ、今はもう天国にいるけど初めて見たときにやさしい目で見てくれたおかげで、動物が好きになり、動物との絆が深まった。

・弟は、私がかぜの時、私が「かぜがうつるとだめだから、むこうに行っていていいよ。」と言ったら、「うんうん、お姉ちゃんが心配だから。」と言って、ずっとそばにいてくれた。その時、弟と私の絆が深まった。

・私は校長先生が学校に来た時は、もうちがう校長先生になっちゃったと思ったら、とてもやさしく、いろいろお話ししたりしてたら校長先生との間が深まったような気がしました。校長先生との絆が深まった。

・私は、クラスの親友と、なかよくなれたとき、「あなたと仲良くなってよかった」と思いました。親友との絆が深まった。

・えりさんは友達になりました。すずねさんとも友達になりました。みんな女子は全員ともだちになりました。よかった。私ともだちがいないかと思ってました。友達となかよくなった。

・被災地へ募金をしたり、買ったらそのお金が募金になる物を買って、被災地の人との絆が生まれた。

・ぼくが骨折したときに2ヶ月のリハビリが続いて、やっと久しぶりに家でトイレに行きたくなったら、お母さんがやさしくつれて行ってくれた。お母さんとの絆が深まった。

・公園でだれかに会った。その人はぼくと同じぐらいの年らしかった。「いっしょに遊ぶ?」と聞いたら、うなずいてくれた。名前は知らないが友達になった。知らないだれかと絆が生まれた。

・2学期はいろいろな行事があった。いろいろなトラブルがあっても、みんなで一つになってなしとげた。クラスの絆が深まった。

・連合音楽会のために一生懸命練習した合唱「ありがとう」と合奏「テキーラ」が精一杯できて、ぶたいからおりたときに、クラス全員と5年生との絆が生まれた。

・悩みをかかえている時、相談にのってくれる。また、一緒に勉強したり、遊んだりしてくれる。私が大人になるまできっと見守ってくれる。両親との絆が強くなった。

・今までお母さんは、あんまり優しくなかったけど、今年あった震災でこわくなって、私はお母さんの手をぎゅっとにぎったら、お母さんが「大丈夫だよ」と言って、私の手をやさしくぎゅっとにぎってくれた。にぎってくれたお母さんとの絆が深まった。

・一年生の時に初めて話した人は友達。二年生から五年生になるまで一緒に遊んだ友達。困ったときに相談にのってくれた友達。いつまでも友達。親友との絆が強くなった。

・毎日、毎朝、校長先生とあいさつをし、私はあまり朝だから声を出していないが、いつもあいさつをしているから、校長先生との絆が深まった気がする。

・登校中に会う低学年の子たちと話したり、遊んだりして、低学年の人との絆が生まれた。

・私が委員会の仕事で朝の会に間に合わなくて、急いでいたら一年生がくつをはいていた。そして、「一緒に行こう」っていって階段を一緒に登った。一年生との絆がちょっぴり生まれた気がする。

・同じ根津っ子班の6年生が、例えば下級生などを静かにさせてくれたりしてくれた。班長の仕事も手伝ってくれた。友達との絆が深まった。

・鼓笛隊の時に、みんなで一つの曲を演奏をしたときに一人一人のことを考えて、演奏して、私はとても絆が深まったように感じました。

・知り合いの家で、私がおかしを取らずにイスにすわっていたら、小さい子たちが、「悲しそうにすわっていたら、ぼくたち泣いちゃうよ、はい」とおかしをくれた。小さい子たちとの絆が生まれた。

・根津っ子半活動を通して、下級生に気軽に話しかけられるようになった。下級生との絆が生まれた。

・1年から6年で、いろいろなことがあって、笑って、話して、理解し合って、少しずつ、少しずつ、大切な思い出になっていく。友達との絆が深まった。

・私は、うさぎによく手をかまれます。でも、けがをしてしまったら、そのキズのところをなめてくれます。なので、私もうさぎがキズをつくったらふいてあげようと思います。うさぎのポテトと絆が深まった。

・友達が「だいじょうぶ?」と聞いてくれた時、心配してくれているんだなと思った。友達との絆が深まった。

・体育でやった「8の字跳び1分間で120回跳べるか」というのをやり、体育の時間ではできなかったので、中休みなどで120回跳べるように練習していて、2組の女子との絆が深まった。

・家に帰ると、それまで寝ていたペットが起きて、しっぽをふってくれ、その時、信頼してくれているんだなと思った。ペットとの絆が深まった。

・人類はだれでも自然との絆を持っている。木に水をあげるだけでも絆が生まれる。あるときエアコンを止めた。それだけ地球温暖化が進むのがおそくなった。地球との絆が深まった。
  


  17.12月22日 金

「絆」の一行詩1

 12月20日の全校朝会で子どもたちにお願いした「絆」の一行詩が出そろいました。
そこで、田中の感性で「なかなかいいなあ」と思った作品を紹介します。なお、各クラス3点を優秀賞として終業式で表彰いたしました。
 2回目の一行詩でした。さすがにどの学年も作品の質が飛躍的に向上しています。
 「絆」とは、一本の糸と一本の糸がむすび合って、強い糸になることを表しています。差し出した手に別の人の手が合わさった時に絆が生まれます。仲良くなった、友達になった、かんけいが深まった、信頼でむすばれた等々のことを言います。そのことを固有の場面であったり、ストーリーがあったり、驚きや起承転結や落ちがある作品にすると、読み手をウムウムとうならせることができるようです。これからも何度か一行詩に取り組んでいきたいと思っています
 ということで、「絆」の一行詩の作品を紹介します。

・私がおなかが痛いときにお母さんがおなかをさすってくれた。だんだんよくなってきた。お母さんの手はまほうみたいだった。お母さんとの絆が深まった。

・休み時間の後、かいだんで先生と手をつないだその時、先生の手はあたたかかった。先生との絆が深まった。

・お母さんが、家のことをしていて忙しくてお父さんとぼくで、協力して手伝いました。お母さんがとてもよろこんでいました。お父さんとの絆が生まれた。

・学習発表会のお店やさんで、人がたくさん来てくれて、来てくれた人となかよくなった。

・ハムスターを初めて見てかわいくて、でも手でさわるのはだめだったけど、今度はさわれてハムスターも、うれしい顔をしてた。ハムスターとなかよくなった。

・私は、ランちゃんのしつけを朝と夜していたら、ランちゃんはどんどんいろんなことができるようになった。犬のランとゃんとなかよくなった。

・私が一年生から二年生にあがった時、休み時間、高野先生がやってるかけ算の合格を受けたり、給食の時や休み時間で楽しくしゃべって、高野先生との絆が強くなった。

・勉強を教えてくれてちょっとうまくなった九九の3のだんまで、お母さんのおかげで合格したよ。お母さんとの絆が強くなった。

・このごろ弟が「ねえね」じゃなくて、私のことを「ママ」と呼んでくれました。こうへいとの絆が強くなった。

・一年生ぐらいの時に私に友達がそんなにいなかった時、中休み友達じゃない子が声をかけてくれて、友達になった。その友達となかよくなった。

・最近、まだ0才の妹とよく遊んで、妹に私のほっぺなどをなめたりくっついたりするようになりました。妹との絆が深まった。

・町の人に心をこめてあいつをしたら、知らない人も知っている人も明るくあいさつをしてくれて、知らない人が知っている人になって、町の人との絆が生まれた。

・家にさいしょに来た時は、ひっきりなしに泳ぎ回っていて、落ち着きがなかった。でも、何度もエサをやっているうちにだんだんなれてきてくれた。金魚との絆が深まった。

・校長先生とは、最初は全然ダメだったけど、校長先生が雨でも、いつも校門であいさつをしてくれて、校長先生との絆が生まれた。

・校長先生のお手伝いをする時、「はい、喜んで」の一言で校長先生との、絆が深まった。

・父さんはいつも家にいないから、とてもさみしいけど、運動会は必ず来てくれるから、やっぱり家族なんだなあと思った。父さんとの絆が深まった。

・お兄ちゃんとは毎日のようにけんかしているけど、私がかぜをひいた時、とっても心配してくれた。いつも怒ってばかりいるけだ、心はきっとやさしいんだな。これからも手と手を取り合って、二人の糸が切れないように、お兄ちゃんとの絆が強くなった。
  


  16.12月16日 金

自尊感情を育む7

 子どもたちの様子を見ていると、自尊感情、特に、基本的自尊感情の低い子どもたちがたくさんいるのだということが分かってきました。あの子もこの子もと気付くと心が痛みます。
 私たちの仕事は、子どもたちの健やかなる成長を指導し支援し見守ることです。チーム根津の全員が同じ思いをもって、日々努力しているを見ることができうれしく思っています。
 前回は共有体験の大切さについて説明しました。今回はより具体的な方法について説明します。ただし、学校でできること家庭でできることの両方をあげていきますので、参考にしてみてください。本当は、何回かに渡って保護者のみなさんを対象として家庭教育講座みたいなものをしてみたいと考えています。
・【保護者、教員】「チャージハグ」「チャージ握手」…子どもにエネルギーをチャージする意識をもって、がっちりと抱きしめることです。ハグについては、教員が行えない場合もあり、そんなときは「チャージ握手」がいいでしょう。ポイントは、心のエネルギーを充電するよと、相手に伝えることです。しっかりと抱きしめチャージしていると、子どもはそのうち満たされると、「もう大丈夫だよ」と言ってくれます。また、ハグしている時は、できるだけ、あれこれ言わないことです。言いたい気持ちは良く分かりますが、気が落ちていて自尊感情が低下している子には、あれやこれやの励ましは逆効果になります。言うとしても「大好きだよ」とか「愛しているよ」程度がいいでしょう。各家庭で低中学年の子に毎日してくれていたら、どんなにありがたいことかと思います。   【続く】
  


  15.12月9日 金

自尊感情を育む6

 前回は、「基本的自尊感情」「社会的自尊感情」そして「もう一つの自尊感情」である、「奉仕的貢献的自尊感情」について説明しました。
 今回からはそれぞれの自尊感情を育むために、私たち大人は何をしたらいいのかを考えていきましょう。
 基本的自尊感情は、共有体験によって育まれると考えられています。共有体験とは、単に体験を共有するだけでなく、体験したその時その場で、互いに苦しみ、悲しみ、驚き、喜ぶといった様々な感情を共有することが大切だと言われています。そして、共有体験は二人の人間による並ぶ関係が大切であり、「寄り添い」が必要です。そばに寄り添いながら、同じものを見たり、体験したりすることによって、互いの意思や感情を共有し合い、関係を深めいくことが大切です。それによって、信頼関係が生まれます。信頼できる人と同じ感覚をもつことによって、「自分の感じ方はこれでいいのだ」「自分はこれでいいのだ」「自分はここにいていいのだ」という確認ができるようになります。
 信頼できる人、親しい人、愛する人と、映画や展覧会、コンサート、食事に行くと一人で行くよりも何倍も楽しいのは、そこに共有体験があるからです。何気ない日常の生活において、一緒にテレビを見て感動したり、笑ったり、ゲームをしたり、食事をしたりと、共有体験の機会はたくさんあります。この共有体験で大切なことは、お互いが見つめ合うのではなく、お互いが同じ方向に心を向けるということです。そして、共有体験で基本的自尊感情が育まれるのは、なにも子どもに限ったことではありません。老若男女全ての人にとって、この共有体験は大きな意味をもち、日常の何気ない共有体験の繰り返しによって、お互いの自尊感情が育まれていきます。
 子どもだって、大人だって、孤独感や寂しさを感じ自尊感情が落ちた状態になることはたくさんあります。問題は自尊感情が低下した状態に陥ったときに、いかにして自尊感情のエネルギーを再度チャージしていくかです。パスモのように簡単にチャージできればいいのですが、人ですので簡単にはいきません。だからこそ「気」という精神エネルギーが大切であり、気を育てることが重要だと考えています。その結果、田中は「気育ての教育」ということを教師生活上の重要テーマとして捉え、ほんの少しずつですが、その仕組みや指導の在り方について研究を進めています。次回は基本的自尊感情を育む具体的な方法について考えてみたいと想います。【続く】
  


  14.12月5日 月

自尊感情を育む5

 「自尊感情を育む5」です。「もう一つの自尊感情」について考えていきたいと思います。自尊感情は、「基本的自尊感情」と「社会的自尊感情」に分けられて考えられていますが、田中は二つの自尊感情の中間に位置する「もう一つの自尊感情」があると考えています。それは、「奉仕的貢献的自尊感情」です。人は人と人との間で人となります。だから人間なのです。そして、必ず社会や組織を形成して生きなければなりませんし、親から子、そのまた子と命をつなげていくことが、「人」という生命の根源にある営みです。このように考えると、人は人のために生きてこそ人であり、だれかのために生きるとか、人の役に立つとか、私がいないとだめなんだという気持ちや感情を必ずもっています。その気持ちや感情こそが、「奉仕的貢献的自尊感情」であり、基本的自尊感情と社会的自尊感情の両面を高める重要な自尊感情であると考えます。
 末期癌と戦っている人が、高齢者介護ボランティア等のボランティアを行うことで、自分自身の生きる意味を見いだしている方のお話を読んだことがあります。生きるという根源的な営みがそこにあるのだと思います。また、高齢者が孫の面倒を見ることやペットの世話をすることで、自分自身の存在の意味をもち暮らしている方もたくさんいます。子育てではどんなに苦しくつらいことがあっても、親はこの子のために頑張り生きていかなければならないと考え、日々努力をしています。
 田中の過去の経験ですが次のような事例がありました。コミュニケーションの苦手なある児童が、6年生でクラスの中に溶け込めず、学習や様々な活動に対する意欲が落ち、いろいろな問題行動を起こしていました。本人も自尊感情がとても低い状態にありました。それまでは、職員室で預かり個別の指導等を繰り返していましたが、なかなか効果が上がりませんでした。時を同じくして、1年生の児童に同じような児童がいました。彼は場面緘黙で学校では一切しゃべりませんでした。6年生の子は、地下鉄や電車が大好きでした。ある日、1年生の子も地下鉄や電車が大好きだということを知り、二人の共通点を見いだすことができました。そこで、6年生の子に、休み時間に1年生の子と職員室で、一緒に電車の絵を描いてみませんか、1年生の面倒を見てくれませんか?と投げかけたところ、喜んでその役を引き受けてくれました。休み時間になると、6年生の子は1年生の子を教室まで迎えに行き、楽しそうに職員室で電車の絵を描く姿が見られるようになりました。6年生の子はとても生き生きとして1年生の子の面倒を見てくれました。1年生の子も教室や私たちには見せたことがないような笑顔を見せてくれるようになってきました。そのことが何回か続いてきたら、不思議なことですが6年生の子は教室に戻ることができ、親御さんからも1年生のお世話をとても楽しみにしていて喜んでいると感謝されました。その姿を見、ああこの手があったのか、いままで自分たち大人が何とかしようと指導してきたけど、そうでは無いんだ、人は人の役に立ち感謝されることで、生きる意味を高め、自尊感情を高めることができるのだと、子どもたち2人の姿から、目から鱗が落ちるように学ばせていただくことができました。<続く>
  


  13.12月2日 金

「ありがとう」の一行詩
 11月22日の全校朝会で子どもたちに「ありがとう」の一行詩というものを話しました。ありがとうを伝えたいだれかに、その気持ちを一行詩で伝えようというものです。
 「ありがとう」の一行詩ですが、「ありがとう」を直接的に言うのですから、どうしても似たような作品が多くなってしまいます。それでもその作品の状況が固有の場面であったり、ストーリーがあったり、驚きや起承転結や落ちがあると、読み手をウムウムとうならせることができるようです。
 そして今回の場合は、「誰へ」というのも一つのポイントとなりました。これからも一行詩の取り組みを行っていきたいと考えています。言語活動の充実としても豊かな心の育成にも役に立つと思います。例えば、お題が「冬」だったら、冬という言葉や寒いという言葉を遣わずに冬を一行詩で表現してみましょう、ということになります。「家族みんなでコタツに集まり、蜜柑を食べたら、私の少し黄色くなった手を見て、みんなが笑った。」どうですか?「冬」の場面でストーリーがありますよね?
 ということで、「ありがとう」の一行詩の作品を紹介します。
☆きゅうしょくの先生へ いえではでない、りょうりをつくってくれて、ありがとう。
☆わたしのたいせつなかぞくへ いつもみまもってくれて、ありがとう。
☆おにいちゃんへ いつもやさしくしてくれて、ありがとう。
☆おばあちゃんへ わたしがだいすきな、くまのおにんぎょうのふくをけいとであんでくれて、ほんとうにありがとう。
☆ともだちへ このまえ、わたしをなぐさめてくれてありがとう。わたしは、そのときすごくうれしかったよ。ほんとうにありがとう。
☆おねえちゃんパパママへ おねえちゃんパパママちいさいころから、ずっとそだててくれてありがとうございます。もっとおおきくなったら、おてつだいをします。いまもしているけど、もっとします。ありがとう。
☆きんじょの人へ いつもかぎを忘れたときに、となりの家にいさせてくれてありがとう。
☆弟へ いつも遊んでくれてありがとう。だっこさせてくれてありがとう。
☆主事さんへ いつもボールが池にはいったときとってくれてありがとう。いつも学校をきれいにしてくれてありがとう。
☆生まれたばかりの妹へ まだまだ歩いたり、しゃべったりはできないけど、生まれてきてくれて、ありがとう。
☆ペットの○○ヘ いつもそばにいてキラキラな目で泣いてるときは、はげましてくれて、いまは天国にいるけど、いつもそばにいてくれて、ありがとう。
☆○○先生へ いつもかげから勉強をおしえてくれて、ありがとう。これからもよろしくお願いします。
☆お父さんお母さんへ 私がようちえんの時に、お母さんたちが一番気に入っていた、かびんをまちがってわっても「けがしてない大丈夫?」と心配してくれてありがとう。
☆家族へ いつも、悲しいとき、つらいとき、さみしいときに、助けてくれてありがとう。
☆先生へ みんなが帰っても、休んでいても生徒のことを考えてくれてありがとう。
☆根津小の先生たちへ いつも、勉強をおしえてくれたり、注意したり、一緒に遊んだり、笑ったり、困ったときにやさしくていねいに接してくれて、ありがとう。
☆校長先生へ 毎朝、「おはようございます」の声を聞くと元気が0から6になります。ありがとうございます。
☆家族へ 私が家にかえってきたとき、あたたかい笑顔で「おかえり」と言ってくれて、ありがとう。
☆おばあちゃんへ いつも小言ばっかり言う。いつも怒ってる。。でも、いつも笑ってる。ありがとう。
☆お母さんへ 自分が病気になったとき、一生懸命看病して、逆にお母さんにうつってしまっても笑っていてくれて、ありがとう。
☆校長先生へ 校長先生あの一行詩を教えてくれると、とてもいい気持ちになります。校長先生ほんとうにありがとうございました。
☆友達へ 最近いつもけんかしてるけど、いつのまにか仲直りしているけど、その君にはいつも元気をもらっている気がするんだよ。ありがとう。
☆お母さんへ 夜おそくまでべんきょうしている時に、最後まで私につきあってくれて、ありがとう。私の気持ちを考えてくれて、ありがとう。
☆犬の○○へ いつもぼくを元気にしてくれて、ありがとう。
  


  12.11月18日 金

 自尊感情を育む4
 自尊感情の仕組みについて考えていきたいと思います。
 自尊感情は心理学では、セルフエスティームと言われるもので、「基本的自尊感情」と「社会的自尊感情」に分けられて考えられています。ただし、田中は「もう一つの自尊感情」があると考えていますので、とりあえずは基本的自尊感情と社会的自尊感情について説明してから、「もう一つの自尊感情」について考えていくことにします。
 さて、「基本的自尊感情」ですが、無条件に自分自身を受け入れ、「自分は生きていていいのだ」「自分の存在には何の不安もない」というように他者との比較や優劣とは無縁に、理由もなく絶対的、根源的な思いとして自分の存在を認めている感情です。そして、この基本的自尊感情は、乳幼児期からの親や養育者の絶対的な愛(無償の愛)と、身近な誰かとの「共有体験」の繰り返し(寄り添い)によって形成されていくものだと考えられています。
 一方、社会的自尊感情は、他者との比較や優劣で決まる条件付きの相対的な感情です。無条件で絶対的な感情である基本的自尊感情とは、全く性格の異なる感情です。社会的自尊感情は、がんばる、努力する、よい子でいる、ほめられることで、プラスの評価を受けたり、勝負に勝ったりして優越を確認すると高まります。その逆に、叱られたり、失敗したり、負けたりすると、とたんに低くなってしまいます。
 基本的自尊感情と社会的自尊感情は、それぞれ強弱の組み合わせで4つのパターンがあります。基本的自尊感情が育むまれていれば、社会的自尊感情が何かのきっかけで低くなったとしても大丈夫です。生きる力のある子どもや困難に耐える力のある子どもは、基本的自尊感情がしっかりと育まれている子どもたちです。
 昨今学校現場で問題になっている自尊感情の低い子どもの多くは、この基本的自尊感情も社会的自尊感情も育っていない、低くて弱い自尊感情をもった子どもです。そのような子どもたちには、即効的に、出番をつくったり、役割を与えたり、ほめられたりすることで社会的自尊感情を高めておいて、時間をかけて基本的自尊感情を育む努力が必要となるようです。
 私たちが教育活動の中で注意しなければならないのは、基本的自尊感情が低くて、社会的自尊感情だけが大きくなっている子どもです。自尊感情全体としては育っているように見えますので、ついつい私たちは安心してしまいます。よく努力する、とてもよい子に見えてしまいます。しかし、そのタイプの子どもは、自尊感情のほとんどが社会的自尊感情ですからとても不安定です。一見すると立派に見えますが、不安定で傷つきやすく壊れやすい子どもです。彼らは、頑張ってほめられ続け、休むことなく努力することで自らの自尊感情を維持しているのです。日常的にはとてもよい子なのに、挫折や失敗を極端に嫌い、一度落ち込むとなかなか立ち上がれない子どもです。<続く>
  


  11.11月11日 金

 自尊感情を育む3
 自尊感情は「気」でいうと、「生気」がそれに当たります。ここからは、その「生気」である自尊感情について考えていきたいと思います。引用・参考文献として以下の2冊に基づいてお話を進めていきます。「1.人権啓発学習資料 みんなの幸せをもとめて 東京都教育委員会」「2.自信やる気確かな自我を育てるために 子供の自尊感情や自己肯定感を高める指導資料【基礎編】東京都教職員研修センター」
 さて、自尊感情とはどんなものなのでしょうか、資料2によると、「自分のできることできないことなど、全ての要素を包括した意味での『自分』を他者とのかかわり合いを通してかけがえのない存在、価値ある存在としてとらえる気持ち」とあります。難しい定義ですが、「自分の生について迷いのない状態」、というように考えた方がいいかもしれません。  ところが、「生きていていいのだろうか?」「生まれてきてよかったのだろうか?」「生きるってどういうことなのだろうか?」「命って何だろう?」「死んだらどうなんだろう?」という根源的な不安を抱えている子どもたちが増えているのだそうです。
 根津っ子の中にこんな子はいませんか?「どうせ、わたしなんかこんなだし、だめ…いてもしょうがない(自分の存在のよさに気付けない子ども)」「学級代表などリーダーにはなりたくない。目立たず、みんなと同じでいられるのがいい。(リーダーになりたがらない子ども)」「めんどう、やりたくない、何もしたくない。(活動の意欲をもてない子ども)」「だって○○さんは、こう言うし、○○さんは、こうやれと言うから…自分では決められない。(人の評価に振り回されて行動する子ども)」「一人でいたい…学校へ行くの、いやだな。(人との関わりを避けようとする子ども)」「人からどう見られているのか、こわい。(人の視線を気にする子ども)」こんな子どもたちがいたら、それは確実に自尊感情が低い状態です。なんとかして、その子どもの自尊感情を守り、高めていかなければなりません。
 自尊感情が育っていれば、自分自身を大切な存在として、受け入れ、認め、自分の命のかけがえのなさを、心から信じられます。逆に、自尊感情が弱いと、自信がなく、不安で、寂しさを抱えたまま生きていくことになります。自尊感情を育むためには、自尊感情がとのような仕組みで成立しているのかを考えていかなければなりません。 <続く>
  


  10.11月4日 金

 自尊感情を育む2
 私は以前から「気」というものにとても興味があって、自分自身の長期的研究テーマを「気育ての教育」というものにしています。
 古代より中国では「気」とは、自然界に存在するすべての物質の最も基本的な構成単位であり、エネルギーの元であると考えられてきました。そして、すべての事は気が動き流動することによって現れる現象としてとらえてきたようです。というように難しく考えるよりは、「人の生命や精神を支える基本的なエネルギー」「精神エネルギー」というように簡単に捉えたいと思います。ただし、全ての物に「陰」と「陽」があるように、「気」にも「陰の気」と「陽の気」が存在します。前回説明したような負の部分は、陰の気です。陰気、邪気、乱気、弱気というような陰の気が陽の気よりも体内に占める割合が増えてきているのではないかと心配しています。
 まったくの余談ですが、日本語には「気」のつく言葉が驚くほどたくさんあります。どうやら、精神的な動きを全て「気」という言葉を遣って表してきたようです。ほんの少しでいいですから、ご自身の中で「気」のつく言葉を思い浮かべてみてください。次から次へと出てくると思います。
 さて、本題に戻ります。私たちは教育という活動を通して、できるだけ子どもたちの陽の気を育んでいかなければなりません。子育てや教育活動において、特に重視していきたい陽の気は、「生気」「元気」「本気」「根気」だと考えています。いやいやもっとあるよねというご意見もあると思いますが、あまり多くなると整理がつかなくなりますので、とりあえず4つの陽の気を大切にしてみたいと思います。
 「生気」…生きる気力、生きようとする気力です。これが最も大切であり基本的な部分です。この「生気」が今後お話ししていく、自尊感情と密接に関わってくるものです。
 「元気」…生気があり基本的な体力が備わってくれば、人は必然的にアクティブに行動しようとします。前に一歩一歩歩んでいきたいと思います。それがこの元気です。
 「本気」…生気があり元気がでれば、物事に対して本気で取り組もうとするエネルギーが満ちてきます。学習に対しても運動に対しても、自己の力を高めるために本気であること、教育ではとても大切なことです。一生懸命とか集中するとか、いうのがこの本気にあたる部分です。そして最後に。「根気」です。
 「根気」…生気に満ち、元気が出、本気になれば、根気強く取り組むことができる粘り強さが出てきます。根気というのはなかなか大変なことで、人は右肩上がりに順調な時はだれでも根気強く物事に取り組めます。しかし、挫折した時にいかに立ち上がれるかが大切であり、とても難しいことです。
 「つよく、たくましい子」を育てるためには、生気、元気、本気、根気の4つの陽の気が充実していかなければならないと考えます。<続く>
  


  9.11月1日 火

 自尊感情を育む1
 3月11日、東日本大震災が発生し、私たち日本人にとって戦後最大の転換期となりました。私たちは、数多くの犠牲者の死を無駄にすることなく、この国難を乗り越え、新しい日本を創造していくことが求められています。そして、これからを生きる子どもたちの未来のために、私たち大人たちは何をしなければならないのかを真剣に考え、実践していかなければならないと考えます。教育者である私たちには、将来にわたって、心身ともに、つよく、たくましい子を育てていくことが求められているのではないでしょうか。「生きる力」と言ってしまえば、それまでですが、心身ともに、つよく、たくましい子と考えると、単純に「生きる力」という言葉だけでくくってしまうことはできないかもしれません。学校現場は、一般的な「生きる力」の育成から、「つよく、たくましい子」の育成に比重を移して行かなければならないと考えます。
 しかしながら、この国の現在の負の状況を考えてみると、そう簡単にできることではなさそうです。まず、1.大人も子どももコミュニケーションを苦手とする人が増えました。2.生きる気力も低下し(自尊感情の低下)、8人に1人は、うつ的な症状をもっていると言われています。3.若年層を中心に大人までにも、切れやすく、短絡的で、辛抱できず、享楽的で、物質中心主義の価値観をもった人がとても増えています。4.自殺者の数を見ると、ここ10年間、毎年3万人を超え、先進国ではトップの状態が続いています。さらに追い打ちをかけるように、5.経済力、国力、政治力が確実に低下傾向にあり、日本全体の雰囲気がどんどん下降気味の状態です。
 このような状態のなかで、現在の状況を乗り越え、「つよく、たくましい子」の育成を図らなければならないのですから、言うは易く行うは難しの状態です。「つよく、たくましい子」を育てるベースとなるのが、今回からテーマとした自尊感情です。自尊感情とは、子どもたちの根底を支える非常に大切な感情で、生きる力を保障する感情と言えます。自尊感情が育っていれば、自分自身を大切な存在として受け入れ、認め、自分の命のかけがえのなさを、心から素直に信じることができます。<続く>
  


  8.10月28日 金

 チャレンジの2学期
 僕たちも 私たちだって 一歩前へ チャレンジ根津っ子 大輪咲かす

 四季のある日本の気候の素晴らしさを肌で感じる心地よい秋となりました。2学期に入って、子どもたちはそれぞれの学年が、それぞれの形で自分の力を高め、様々な事柄に積極的にチャレンジしています。
 運動会では暑さの中、厳しい練習に耐え、一人一人が個の力を高め、赤白それぞれが精一杯の力で競い合いました。応援合戦には強い感動を得ました。あいさつ運動には、209人全児童が日々交代で取り組んでいます。あいさつ名人も33人にまで増えました。名人になった子たちは、さすが名人というあいさつを続けてくれています。根津幼稚園の運動会では、5年6年のボランティア14名が、根津幼稚園の運動会を盛り上げようと、一生懸命に手伝ってくれました。就学時健康診断では、5年生が未就学児童の引率を、6年生は各係を担当し、5年6年全員で新しく根津小に入学する子どもたちのお世話を笑顔で取り組んでくれました。陸上記録会では、6年生が自己の記録を更新しようと、朝練習、放課後練習に取り組み、その力を精一杯に発揮してくれました。4年生5年生は11月の連合音楽会に向けて、これまた朝練習、放課後練習に自主的に取り組んでおり、朝から心地よい音楽を聴かせてくれています。そして、全学年の児童が11月25日26日に実施される、学習発表会に向けて各クラス思い思いの趣向を凝らしたアイディアを考え、準備を始めています。さらに、その動きを加速するように、10月25日には、トップアスリートの一日校長として、元バスケットのオリンピック選手である永田睦子さんが、直接、子どもたちにバスケットボールをや生きていく上で大切なチャレンジ精神を教えてくださいました。子どもたちにはとても良い刺激になったようです。
 このように209人の根津っ子たちは、自らの意思でそれぞれが個の力を高め合い、一歩、一歩と自らの足で前へ進んでくれています。スマップの歌にあるように、自分だけの世界に一つだけの花を、大輪の花を一つまた一つと咲かせてくれています。  それもこれも、子どもたちのがんばりに対して、いつも心から温かい声援を送ってくださる地域の皆様や、見守り育んでくださっている保護者の皆様、関係機関の皆様のお陰様であると心から感謝申し上げます。そして、一人一人の子どもたちを慈しみ指導している教職員の努力も見逃すわけにはいきません。このように、根津小は今、地域、保護者、学校をあげて子育てに取り組んでいます。この姿こそが、私が理想とする「凜と歩む、根津小であり、共に育み、共に育つ根津小」の姿であると感じています。
  


  7.10月4日 火

 大成功だった運動会
 10月1日(土)は運動会でした。これ以上の天候は望めないのではと思うほどの運動会日和に恵まれて、運動会を実施することができました。ご来校いただきました、ご来賓の皆様、地域の皆様、保護者の皆様、本当にありがとうございました。保護者の皆さんには、田中校長先生は晴れ男だからと、といううれしい言葉もかけていただきました。そういえば、一学期の低学年の遠足は雨で延期となりましたが、それ以降の全ての宿泊行事等では、直前まで雨が降っていても、いざ行動となるとぴたりと雨が止むという、ライン際の魔術師のような状態で、教育活動を実施してきました。お陰様という言葉以外に言葉がありません。
 さて、運動会ですが、子どもたち一人一人が笑顔、凛々しく、凜として、根津っ子魂を思う存分に見せてくれました。校長の私が言うのは粋ではないのですが、大成功であったと思います。指導に当たられた先生方、準備に努力された教職員に心から感謝申し上げます。また、子どもたちを支え見守ってくださった地域の方や保護者の皆様にも厚く御礼申し上げます。
 週があけての4日の全校朝会では、各クラスと応援団長に賞状をわたしました。
 1年1組 えがおかがやき賞 運動会において、キラキラにまぶしいえがおがとてもすてきでしたので、これを賞します。これからもニコニコでいてね。
 1年2組 キモチ一つ賞 運動会において、クラスが一つのキモチになった、すてきなダンスでしたので、これを賞します。これからもファイト。
 2年1組 お兄さんお姉さん賞 運動会において、1年生をリードし、すてきな笑顔でダンスを見せてくれたので、これを賞します。これからも一歩前へ。
 3年1組 真剣ソーラン賞 運動会において、真剣な目つきで堂々とソーラン節を踊りましたので、これを賞します。これからも元気モリモリでね。
 4年1組 凛々しい姿賞 運動会において、凛々しいソーラン節ゾクゾクしましたので、これを賞します。これからも格好いい4年生でいてね。
 5年1組 大きく成長賞 運動会において、明日の根津小を背負って立つことができるほど成長したので、これを賞します。いつも一歩前へ。
 6年1組 凜と歩む賞 運動会において、最高学年として、凛と歩む姿を見せてくれましたので、これを賞します。これからも根津小をたのむね。
 6年2組 根津っ子賞 運動会において、凜とした姿で根津っ子の手本となりましたので、これを賞します。すてきなお兄さんお姉さんでいてね。
 赤白応援団長殿 根津っ子魂賞 運動会において、紅組白組をひっぱり、根津っ子魂を見せてくれましたので、これを賞します。根津小の真のリーダーです。

 木犀の香に包まれし満足感
 金木犀というのはたいしたもので、10月の声を聞くと必ず、その素敵な香りを私たちに届けてくれます。子どもたちが精一杯にがんばったすがすがしい運動会後に、その香りに包まれ町を歩くと、きっと子どもたちも高い満足感を心に抱きながら、この香りを聞いたのだと思うと、とてもうれしい気持ちになりました。   


  6.9月29日 木

 運動会に寄せて
 10月1日(土)に向けて、根津小は運動会ムード一色です。各学年の先生方やそれぞれの担当の先生方の指導にも力が入り、その指導の成果の表れで子どもたちも真剣に練習や準備に取り組んでいる姿をたくさん見ることができています。校長としてとてもうれしい気持ちです。
 こんな時は校長は、あまり役に立つこともできません。練習を見させていただく程度のことしかできず、大変恐縮しています。せめて、雨を降らさないようにとお祈りするだけなのですが、それも週間予報では1日に傘マークがついていました。ところが、29日の昼頃に再度、インターネットでお天気を見てみると、傘マークが取れていて曇りの予報に変化していました。ああ良かった!しかし、これも先生方と子どもたちの、テルテル坊主大作戦のお陰のようです。
 学校の3大行事の一つである運動会に際して、子どもたちの意欲を大切にしてきました。やらされている感から、子どもたちが主体的に運動会に取り組めるように指導してきました。先生方の努力によって、子どもたちは自分たちの運動会として真剣に取り組むことができています。特に、応援団の子どもたち、朝練、夕練と毎日よく努力しています。朝早くに登校してくる応援団の子どもたちの顔は、嬉々として輝いた意欲満面の笑顔です。特に応援団長の成長とがんばりは著しいものがあり、さすが6年生の男子のリーダーという風格です。装飾のシンボルマークもとても素敵です。いっその事、あれをそのまま団旗にすることはできないのかと思うぐらいです。飾るのもいいのですが、団旗として振ったらカッコイイのになあと思います。
 さらに、5.6年生の組体操では、担当の先生を中心に、士気が少し下がってきている子どもたちに、今一度組体操の意義を説き、心に訴えかける指導をされていました。その訴えかけに子どもたちは反応し、目つきが変わってきたようです。行事で子どもを伸ばす。学校としては当たり前のことなのですが、その当たり前のことが先生方の情熱で展開されている姿は、根津小の教育活動の確かさを物語るものであると思いますし、そんな素敵なチーム根津で一緒に学校つくりをさせていただけていることに感謝いたします。
子の思い秋空響く太鼓の音
 子どもたちの運動会を成功させたいという純真な思いと、応援団が士気を高めたいと打ち出す太鼓の音が、どうぞ天の神様に通じ、雨を降らせないことを心から願っています。さあ、いよいよ運動会本番です。   


  5.9月12日 月

 夏休み自由研究への積極的な取組。最初は高をくくっていたのですが、一人一人の子どもたちの作品のレベルの高さにびっくりしました。なるほど、力を入れて指導するというのはこういうことなのかと改めて、感心しました。時間と労力、手間暇をかけ、家族の協力を得てまとめあげた力作ばかりです。甲乙つけがたいのではないでしょうか?そこで急遽、各クラス5点選出し、最優秀賞1名、優秀賞4名とさせていただきました。田中としては、何点でもかまいません。子どもたちの努力に対して、評価することができるのなら良いのですから。むしろ、全員に努力賞をあげても良いのではないかと思うぐらいです。 先生方が根津小の自由研究はちょっと違いますよ、と胸をはって言われる理由がよく分かりました。ここにも「凜と歩む、根津小」を見させていただくことができました。とてもうれしい気がします。しかしあえて課題を考えるとすると、子どもたちに自由研究をさせるまでに私たちは十分な指導ができているのか?ということです。課題の設定の仕方、調べ方、学び方、まとめ方等、いわゆる学習スキルを意図的・計画的に指導できているのか?ということが課題になってきます。私自身が、専門の一つに、総合的な学習の時間の研究をあげています。その研究の中で得たことがたくさんあります。徐々にそのことをみなさんにお知らせしながら、さらに、レベルアップを目指した根津小自由研究をつくりあげていきたいと思いました。稚拙ではありますが、田中も自由研究発表朝会をさせていただくことができました。どうでしたでしょうか?少しは子どもたちの役に立ったでしょうか?210名子どもたちがゲルニカを見て、この絵は「ゲルニカ」という題名で、作者は「ピカソ」で、戦争への怒りを表した傑作なんだよと、家族の人に説明できたら、うれしいなあと思います。そうそう、水曜日の朝の子どもたちの挨拶は一味違っていました。しっかりとした声が出る子が増え、お辞儀の仕方もしっかりとした子が増えていました。「名人認定証」や「あいさつ運動」の効果が出たのではと、これまたうれしくなりました。根津小はこんなにも素敵な学校なんだよということを、もっともっと多くの人に知ってもらうためにはどうしたらよいか、真剣に考えてみようと思っています。  


  4.9月5日 月

 今日から、子どもたちの挨拶運動が始まりました。当番で顔を見せたのが、1年生です。校舎の玄関で挨拶する1年生の姿はとてもかわいらしく、教職員も子どもたちも朝の挨拶を大切にしていることがよく分かります。校長をしていると大言壮語ではなく、日々の教育活動を確実に一歩一歩実施していくことの大切さを痛感します。今確実に言えることは、教員が毎日3人ぐらいは挨拶指導に入ることができていること。子どもたちも挨拶当番に参加していること。そして、209名全員が朝、私と居ずまいを正した挨拶ができていること。これらのことは確実に実施できています。  


  3.9月1日 木

 今日から、2学期が始まりました。校門で子どもたち一人一人をむかい入れ、おはようございますの挨拶をしました。どの子も居ずまいを正して、立ち止まり丁寧な挨拶ができました。さすが、挨拶の根津小、根津小の挨拶です。さらに、2学期もがんばろうという意味を込めて、全員と握手をしました。始業式では、「自分の才能を伸ばし、人のために使いなさい」というお話をいたしました。一人一人の子どもたちを大切にした教育活動が行えるよう、全職員でがんばっていきたいとチーム根津は決意しています。  


  2.8月24日 水

 今日は、サマースクールのワークショップでブラタナカというものを行いました。根津小では、夏休みの講座の中で、全教員がワークショップ形式で体験型の講座を開催しています。校長先生もということで、5年6年の希望者を対象として、ブラタモリをもじってブラタナカとしました。東大の本郷キャンパス内をブラブラと歩いて、歴史的な建造物を見学し、中央食堂でランチをとるという企画です。子どもたち17名、保護者等4名の参加を得て、楽しく実施してきました。東大は根津小の隣ですが、なかなかゆっくりと敷地内を見学することはありません。赤門や三四郎池、安田講堂等、有名どころをブラブラし、インターネットで調べた資料を使って解説しながらまわりました。2時間30分程度のワークショップでしたが、根津小ならではの活動であるなあと改めて思いました。  


  1.8月17日 水

 学校ホームページの更新が今年度に入ってできていませんでした。この夏休み、ホームページのリニューアルが、田中の大きな宿題となっていました。やっと公開できる程度まで、つくることができました。「校長室より」ということで、ブログ風の記事も載せていきたいと考えています。子どもたちの様子をお伝えすることができたらと思っていますので、どうぞよろしくおねがいします。