●障害者文庫２
 
だから人間なんだ
  　
著者：遠藤 滋・白砂 巌 共編
発行：東京都障害児学校解放教育研究会
　　　障害者の自費出版を応援する会
　
自分の言葉を語らずして逝った
すべての障害者たちにこの本をささぐ
 
　わたしは自分のありのままの命を肯定したい。そのためにはこの世にひとつでも否定さ
れた命があってはいけない。──安倍美知子（1984.9.29)
 
　この文章は、『だから人間なんだ』に収録した安倍美知子さんの文章の一節です。こ
の文章を読んだ時、私 (白砂巌) は「自分のありのままの命を肯定したい」というなら
、一歩すすめて自分のありのままの命を肯定してしまえばいいと考え、私自身があらゆ
ることに対して（ありのままの）いのちを生かして生きることを自己決定するきっかけ
になった文章です。

　
はじめに　遠藤滋・白砂巌
これまでの わたし､これからの わたし　おさのあきら
ヒロコからのメッセージ　中村宏子　代筆 白須真理
どうしてなのママ？　遠藤滋／白砂巌
ありのままの命を　安部美知子
一人の障害者としてのメッセージ　新井健司
私と障害　堀勝子
障害者の生きる権利　白砂巌
日本人の差別と障害者
障害者の思いをこめて　白砂巌
�@だから人間なんだ
�Aさびしさと不安
�B老いについて考える
�C心をふみにじり、心をくじく言葉
�D障害者として生きる
�E生命の尊重
�F子供を育てる親へ
�G治るための人生か？
障害者から障害児を持つ親へ　新井健司
障害者から今 日本へ世界へ
�@障害者の自由・平等・平和
�A日本語の中の障害者差別
�B安楽死ならびに脳死問題によせて
�C中曽根首相への公開質問状
�D自然破壊と人権
詩／海が好きだ
「ありのままの生命を祝福する」障害者の五原則
推せん図書／関連資料図書

著書を紹介しているサイトの御案内

・自費出版図書館
　
　「分類検索」　⇒　障害・福祉　⇒　障害・福祉/障害 ⇒ 障害者 で著書の借出ページに進めます。
　直接、借出ページへ行きたい場合には、こちらをクリックして下さい　⇒　「借出ページへ」