頸椎のズレの調整法の情報公開
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 頸椎の調整法について──この方法による、頸椎の調整は、ズレたままで長年の間に摩
擦で頸椎自体が変形している場合には、頸椎を本来の位置に戻せても、現在のズレた状態
に戻ってしまい、調整の効果は期待できません。
 
 首が左右に振れてしまう脳性マヒによる症状のアテトーゼのある人、特にお子さんは、
小さいころからの頸椎のズレには手当てが必要で、日頃、頸椎のケア(ズレの修正)をす
ることで、頸椎のすり減りによって発生する大人になってからの二次障害を防止されるよ
う願うものです。また、頸椎のズレを修正することは、歯ぎしりをしてしまう人、手足の
冷え性の人にも効果があることが確かめられています。
 
※本文中に「写真」参照の記述がございますが現在、写真や図解の資料は用意できておりません。

 
頸椎のズレの調整法の情報公開

下あご、頸椎のズレ、脊椎のズレの調整法とひざや腰痛の人の足の筋肉のきたえ方

A.下アゴ(顎)がずれた時の直し方

 遠藤滋さんの場合、2005年の頸椎の手術の後、顎がずれ、そのため人の話す声までびん
びん頭に響くようになったことがあって、当初は私も、それが顎のずれからくるものと思
っていなかったので、不覚にも何も考えなかったのですが、手術後、退院してからも、自
宅で静養中に、また、人の話す声がびんびん響くようになって、病院の主治医の方も駆け
つけて見てくれたり、マッサージに通ってくれている方が来ても、生活の介助に係わって
くれている人の誰もが、何もできないでいる状態で、何の改善も得られなかったので、も
う、私が自分でなんとかするしかないと、やむなく考えてみました。
 彼の場合、歯のかみ合わせも悪くなっていることから、自分でも、顎をずらした状態で
自分の口を動かしてみると、結構つらいものがあり、また、私自身も、かつて2、3度顎
がづれたため痛い思いをしたこともあり、これは、顎がずれているため、音がびんびん頭
にまで響くのだと気づいたので、どうしたら顎のずれを簡単に直せるか、ある日一晩考え
て、翌日、彼の住まいを訪ねてほどこした方法です。
 丁度、彼はベットに寝ている状態なので、寝ている彼の頭の方に立って、彼には口を半
開きにしてもらって、両手で彼の下顎を斜め下、45度の方向にしばらく押し下げて、その
間に、彼が口を動かしてしまうことで、「カクッ」と音がして、顎が元に戻ったという訳
です。
 この方法は、よく、あくびなどで大きな口を開いたがために起こる、顎をずらして痛い
思いをする症状にも有効な手だてだと考えます。いざ、という時は、ぜひ試してみてくだ
さい。痛い思いを1週間もひきずるよりはましでしょう。    2006.5.6

B.頸椎のズレとその調整法の情報公開

1.頸椎のずれからこんな状態が

 むち打ち症など首のけがを過去にやったことがない人で、あなたの現在の身体の症状で
偏頭痛がある。血流が悪く頭の中が淀んでいる感じがする。目は疲れやすい。渇き目であ
る。首はこっている。疲れるとこる。耳、聞こえにくい。鼻は息の通りが悪く、息をする
時、口でしていることがある。のどは痰がきれない。いびきをかく。つばの出が悪い。肩
はこっている。疲れるとこる。手や足の冷え性。血流が悪くつめたい。手先や足先も冷え
性。血流が悪くつめたい。胃酸が空腹時にも胃酸が出ている。胃酸の出が悪い。通便の状
態、便秘ぎみ。足の裏こる。
 などの症状に悩まされていて、持病だからどうにもならないなどと思っている人は、一
度は、頸椎がずれていることが原因で、これらの症状が出ているのではないかと疑ってみ
ることを勧めます。そして、頸椎のずれを元に戻す方法を試されたらどうでしょう。
 頸椎のずれを直さない限り、首や肩のこりを抜本的に解消させることはできません。し
たがって、頸椎のずれからくる諸症状を改善させたい方は、勇気をもって頸椎のずれの調
整法を試されるとよいでしょう。
 ただし、これらの症状が、頸椎のずれが原因でなく、頸椎を構成する骨がつぶれている
などの原因によって発生している場合は、当然ながら、頸椎のずれを元に戻すことができ
ない場合があり、症状の改善には至らないことでしょう。

 首や肩のコリが消える。
 誰も考えつかなかった画期的な方法。
 常識を破る驚きの頸椎調整法。
 こんな簡単な方法で頸椎の骨のずれが直せる。
 頸椎の骨のずれが元に戻ってこんな症状が消えた。
 偏頭痛が直る? 渇き目が消える?
 呼吸がらくになる? いびきが消える?
 頸椎の骨のずれが手足の冷え性の原因?
 私の手足の血流を抑えていたのは頸椎の骨のずれ。
 頸椎の骨のずれが耳の聞こえ方にまで影響。
 頸椎の調整であなたの世界も変わる?
 あなたの更年期障害も楽になる?

 病気ではないから体質だと思ってあきらめている。
 病気ではないから医者に通っても思うように改善しない。
 そんな症状に悩まされていませんか?

2.私のこれまでの症状。

 高校生の頃、私は、梅雨があけるまで、股引きをはいていることがありました。それで
も左足のふくらはぎ部分は冷たかった。だがそれは、自分の左足がポリオの後遺症で、骨
も細く短いうえ、筋肉もついていない状態だったので、そのために、足は冷たく、血流が
悪いと考えてきた。
また、私の場合、いつの頃からそうだったのか覚えていないが、首の後側が強いこりで
ガチガチだったので、20年以上前、はじめカイロプラテックの治療師をやっていた友人に
みてもらったことがあった。だが頸椎の一部が前にずれていて、治療できないといわれ、
また、針をやっていた友人に針をうってもらったこともあったが、まったく効果はなかっ
た。
 その頃から長い間、冬、セーターを着る時は、首の長いネックのセーターを着ていない
と、我慢できない状態だった。
また、頸椎のずれのせいかどうかは判らなかったが、伊豆で開墾を始めた当初 (1991年
以降) 私は、例えば一日2時間ほど作業すると、疲れ切った疲労感を感じて、後はもう一
日の仕事はおしまいにするという状態だった。そして、残っている疲労感と眠気がなかな
か抜けない状態にあった。また、胃酸の出すぎからか下腹が痛み、よく十二指腸潰瘍にな
って、二年に一度位は、お医者さんの世話になっていた。
 おまけに、自分で意識していない状態で、気がつくと顎に力が入ってしまい、歯をガチ
ガチにかみ合わせてしまう状態だった。その上、いつも鼻の片方の通りが悪く、鼻がつま
り気味となり、鼻で息をしていると息苦しい状態が続いていた。
 さらに、耳の片方の音の聞こえ方が悪く、ステレオ状態で音を聞けなかった、などの自
覚症状が私にはあった。しかし、これらはみな、自分の体質的なもので、持病だからどう
にもならないと思っていた。

3.頸椎のずれを自分で調整していくと

 だが、首の後側のコリだけは、自分でもどうにも我慢ならない状態だったので、そこで
12年程前、頸椎の前へずれている部分を元に戻すために、自分で考えて、固い座布団の4
分の1大のものを作ってもらい、毎晩、寝る前に何分かうつ伏せになって、それをあごの
下の喉の部分にかけて押し当てるようにして、自分の体重(頭の重さ)をかけて寝ころん
でいた。
 これをやりはじめて、何年かしたある時、ゴキと音がして、その時から、首の後側のこ
りがすっかり消えてなくなってしまった。どうもこの時、頸椎の前へずれていた部分が元
に戻ったようです。
頸椎の前へずれた部分が元に納まってからは、私は、午前中2時間働いた後は、少し休
憩をいれれば、午後も2時間働けるという状態になりました。
けれど、まだ頸椎が後にずれている部分が残っていて、お風呂に入った時に首を前後に
動かしたりすると、ごりごりとか、ガクンガクンと音がして違和感があったので、その後
も、それを少しずつ自分で元に戻していく過程で、私の場合、
@ 頭の中を支配していた偏頭痛がなくなり、すっきりした。
A 目は涙が出やすくなり、眼球の潤みを以前と比べて常に感じるようになった。
B つばの出が以前よりよくなり、のどの渇き感がなくなった。
C 耳は確か右側が聞こえにくかったのが、現在では両方が同じ音量でステレオ状態で聞
 こえるようになった。ただし、高校生の頃からの耳鳴りはきえていない。
D 顎に不必要な力が入らなくなり、無意識のうちに歯を固く噛みしめてしまうことはな
 くなった。
E 鼻はいつもどちらか片方が塞がれた状態になり、息をする時の空気の通りが悪かった
 のが、両方とも空気の通りがよくなった。
F のどでいびきをかいていたのが、のどからのいびきはなくなった。
G 食事をしてない時の胃酸の出すぎがなくなったせいか、十二指腸潰瘍になりにくくな
 って、お腹が痛まなくなり、最近は医者の世話になっていない。
H 特に左足のふくらはぎや足先の血流が悪く、触ると冷たかったのが、両足とも冷たく
 なくなり、いまでは、この冬(2003.1)の寒さの中、薄い股引き姿で、伊豆の山の中の農
 場で部屋の外へ出ても寒く感じることがなくなった。また、素足 (靴下を履かない) で
 長靴を履いて作業していても、左足の細いふくらはぎ部分も足先も、自分で冷たいと感
 じる自覚症状が出るほど冷たくならなくなった。

そして、いまでは、午前から午後の間の休憩をいれないで、食事休みをとるだけで、働
くことも可能になっています。ただ、その日の睡眠の状態で、ご飯を食べた後に眠気が襲
うことはあります。
ここにきて頸椎のずれが元に戻っていく過程で、自分の体質や持病だと思っていた症状
だけでなく、それ以外の症状も、ずいぶん改善され、普段の生活も、気持ちの上でも快適
な生活が送れるようになっています。左足が常に冷たかったのも、私の場合は実際には、
頸椎のずれからきた、足の冷たさだったのだと、いまにして思う。

4.頸椎のずれが交感神経、副交感神経に及ぼす影響について。

交感神経は、脊髄のわきにある交感神経幹の神経節から出て全身の臓器に分布し、「毛
髪を立てる。瞳孔を広げる。汗を出す。気管支を拡張する。毛を立てる。心臓の働きを活
発にする。消化管の働きを抑える。消化液を分泌を減少させる」働きがあると説明されて
いる。
 副交感神経は、ほとんどが脳幹から、一部が仙髄から出て全身の臓器に分布し、「瞳孔
を小さくする。涙を流す。気管支を収縮する。心臓の働きを抑える。グリコーゲンを合成
する。消化管の働きを活発にする。消化液を分泌させる。直腸を収縮する。膀胱壁を収縮
する」働きがあると説明されている。
 また、交感神経と副交感神経は、それぞれ反対の作用で臓器の働きを調節しているとい
う説明を『からだのしくみとはたらき (草思社1993.7.5) 』ではしている。
しかし、交感神経、副交感神経につながる神経の通り道にある頸椎が何らかの衝撃でず
れたことで生じる、交感神経、副交感神経の働きに及ぼす影響については、私が見た『医
学大辞典 (南山堂1991.4.25)』でもほとんど問題にされず、何の説明もなされていないの
が現状のようです。
 なお、『家庭の医学 (保健同人社1973.10.15) 』では、
 「くび、肩、腕、手の痛み」の説明の中で、「くび、肩、腕症候群」として
「くび、肩のこり、痛み、後頭部痛や手のしびれ、脱力、こまかい仕事ができにくいと
いう訴えは、日常しばしば経験するものです。このなかで頸椎という頭部をささえる骨格
に老人性変化が起こり、これが、くび、肩、上肢に分布している脊椎神経のねもとで、椎
間孔という骨の孔の内外で刺激圧迫して起こすくび、肩、腕の連鎖的疼痛状態をひとまと
めにして、頸部症候群、くび、肩、腕症候群といっています。」と説明し、頸部症候群、
くび、肩、腕症候群の原因として頸椎の老人性変化だけをあげている。
 頸部症候群、くび、肩、腕症候群の「治療法」として、
 「まず第一に、姿勢の改善、次に日常生活を規則正しくし、枕、ふとん、いす、机など
を適当なものにして、不自然な姿勢で、テレビをみたり、字を書いたり、台所仕事をした
り、あるいは自動車の運転をしたりすることを改めることが必要です。
 次に理学療法としては、頸椎牽引療法、温熱、マッサージなどで、筋肉のこり、血行を
改善し、軽いくびの運動、肩をすくめる運動、胸を張る運動、くびと背中に手が届くよう
に肩の外転外旋、外転内旋運動を行ないます。
 投薬としては、通常、精神安定剤、消炎酵素剤、筋弛緩剤として、セルシン、タンデリ
ール、ビタミンB1、ビタミンB12、ソラキシン、トランコパールなどを処方し、星状神
経節や、圧痛点を局麻剤で麻酔し、引き金となるような場所を遮断します。なお、短期間
ですが、神経根刺激としての痛みが激しいときには、くびにカラー、コルセットなどをつ
けて安静と固定をはかります。」という説明が、いまから30年前になされています。
これらの処置で改善されず、悪化の傾向をみせるとき、器械的に明らかに神経根および
脊髄自体を圧迫しているとき、X線写真で高度の不安定脊椎を示すときは、圧迫を除く除
圧手術と、骨移植を行なって脊椎を固定(クロワード手術)します。」と説明している。
 頸椎のずれが根本の原因としてあって、歳をとると共に骨の老化などにより不調の症状
が、表に出てくることが多いと思われます。
 自分の不調の自覚症状が、頸椎のずれからきていると思えない人は、自分の頸椎の状態
がどうなっているのか、病院でレントゲン写真を撮ってもらって、確かめるのもよいでし
ょう。ただ、この場合も、頸椎の微妙なずれの場合は、検査結果に現れないことがあるか
もしれません。でも、頸椎のずれが確認できた人は、自分の不調の自覚症状の原因である
頸椎のずれを元に戻す方法を調べて、他によい方法があれば試されたらよいでしょう。
 でも、頸椎の骨の一部にしろ、圧迫されて潰れたりしている場合は、頸椎のずれがあっ
てそれを直したとしても、根本的な治癒は困難だと思います。

5.他人の頸椎を元に戻す方法を考えて

 私は遠藤滋さんの友人の一人として、以前、社会事業大学に学び、遠藤滋さんの介助者
をしていた佐久間康志くんと出会いました。それは、私が、遠藤滋さんと、『だから人間
なんだ』という本づくりをやっている1984〜1985頃でした。その時、すでに康志くんは、
ガンにかかっていて、はじめての手術をする前だったと思います。その彼に、私は「あり
のままのいのちを自分からは否定しないで生きていこう」というようなことを話していま
した。
その彼は、1987.6.18 午前2時29分東京医科大学病院にて23歳で死亡。私と遠藤滋さん
が、歩みはじめた『農場』づくりの計画に賛同し、共にやらんとしてくれていた。
だが、当時の私は、口では「いのちを生かしあって生きよう」といっていたけれど、そ
れを彼との間で、具体的な行動として、何をしたらよいか分かっていなかったし、何ひと
つやれなかった苦い体験がある。彼のガンという現実を前に、たとえ力になれなくてもい
っしょにたちむかわせてくれとも私にはいえなかった、ちゅうちょがあったし、彼にも、
自分でしょいきれない荷物を自分でだまって抱え込んでしまった現実がありました。
この体験から、私が頸椎のずれによって引き起こされた悪夢 (諸症状) から解放された
時、自分の身近にいる同じような症状の人を、少しでも私の手で何とか和らげる方法はな
いだろうかと考えはじめたのです。

私と共に、ケアを前提にした共同住宅を創ろうと考え、行動してきた親友の遠藤滋 (脳
性マヒによる障害をともなう) さんは、頸椎が前にずれている部分が3カ所あって、37歳
の頃から、体がしびれてうまく歩けなくなったのが最初の症状で、頸椎のずれからくる神
経の刺激が体のあちこちを緊張させ、内蔵を含めた体の動きにバランスがとれなくなり、
寝たきりの状態になったうえ、長い間、しびれと筋肉などの緊張からくる痛みに苦しめら
れてきました。
 そこで、去年(2002)、彼は、一時、病院に入院して、手術することも考えていました。
だが、あいにくというか、幸いというか、医師から手術することを拒否されて、いまに至
っています。
 また、緊張を和らげるためのあらゆる民間療法を彼は試していました。しかし、どちら
も、私の目からは、彼の症状を根本的に改善させる方法ではありませんでした。
それで、私は、彼の頸椎のずれを元に戻す簡単な方法、というのは、私にも手軽にでき
る方法で、簡単にやれる方法はないか?を考えたのです。
 私自身が一人でコツコツやった方法を、私の連れ合い(健常で動ける)に、やってみた
方がいいよと言ってすすめてみても、難点の多い方法だったので、効果がでるには時間も
かかりすぎ、説明されてやってみてもなかなかうまくいかなかったからです。
 そこで考えついたのが、この本で説明するうつ伏せに寝ていて調整する方法でした。こ
の方法を、始め私は私の連れ合いに試してみました。彼女には、肩凝りや水仕事をすると
手がすぐに冷たくなるという症状があり、また、脳の血流が悪くなって、脳細胞が不活発
になってしまったせいか、更年期障害からくるパニック障害にもなっていました。
 彼女の肩凝りは、何度かの調整の後、まったくなくなり、手が冷たくなるという症状も
改善されました。特に私が驚いたのは、よく、かいていたいびきがパタッとやんでしまっ
たことです。となりで寝ている人の寝息が、いびきからまったくの無音になると、この人
息をしているのだろうかと、かえって気になって、しばらく寝息を確かめて寝れなかった
ことがあります。
 これは、人にもよることでしょうから、頸椎のずれが元に戻れば、いびきのすべてが改
善されるとは私も思いません。しかし、人によっては、著しい効果があることも確かなよ
うです。
 私の連れ合いに頸椎のずれの調整法を試みた結果の効果に気をよくして、私は遠藤滋さ
んをはじめ、私の家族、知人にいろいろ試して、改良を加えながらやっていますが、著し
く効果が出た人もいます。
 また、頸椎が前にずれていて、始めうつ伏せに寝ていて調整する方法では難攻不落だっ
た遠藤滋さんも、試行錯誤しながら他の方法でもアプローチして、3度目に挑戦した仰向
けに寝ていて調整する方法で、頸椎の前側へのずれは取り合えず元に戻すことに成功しま
した。
 私が頸椎の調整法を試みた人のうち何人かの人から、やりおわってすぐに「世界が変わ
った」という言葉が、その場で飛び出したのには、私自身びっくりしています。

私の目から確かめられた頸椎のずれを調整した後の結果をまとめると、
@ 頸椎が前または後にずれている人の首のこりがなくなり、肩凝りも改善された。
A 頭の中の血流が良くなった。或いは偏頭痛がなくなった。
B 渇き目が改善され、涙の潤みを感じられる目になった。
C いびきをかかなくなった。
D 手先や足先の血流が悪く、手や足の冷え性だった人の血流が改善された。
E 足の裏のこり(重たい感)がある人のこりが改善された。
F 胃や腸の動きが活発になり、流れを感じるようになった。
G 他に、簡単な腰痛の直し方で、腰痛持ちの人や背骨に違和感を感じていた人に試して
 みて、腰痛がとれ、ふくらはぎの筋肉痛も改善された。
H 背骨の調整では、背中に荷物を背負った状態から解放され、すっきりして背中がシャ
 ンと伸びるようになった。
などの効果があがっています。

6.頸椎のずれを直す私の方法

注意、頭のつけ根で頸椎のずれている人が、中途半端なところでずれの調整を止めてしま
ったり、入れ歯など人工的な義歯を入れている人の場合で、顎の位置にずれが生じ
て、歯のかみ合わせが悪くなることがあります。この点だけは注意してください。
歯のかみ合わせが悪くなった時は、歯医者さんに相談することをお勧めします。
 また、むち打ち症などになった人の場合で、頸椎の骨の一部がつぶれている場合
は、この調整法では症状の改善には至りません。

1).頸椎が後にずれている時の直し方

@ まず座布団などを二つ折りにした高さの硬めの枕か、座布団を二つ折りにして、それ
 を枕にして、おでこに当てて、うつ伏せに寝てください。この時、手は気をつけの姿勢
 で肩の力を抜いてリラックスさせ、足の方に下げておくとよいでしょう。
A 頭を45度の角度でねじって、おでこの角(片方ずつ交代で)を枕に乗せて、あごをの
 どの方に引いて寝てください。この時、あごなど顔の一部が床に着くようでしたら、枕
 をもう少し高くしてください。
B 頭を45度の角度でねじった状態で、片手で、手のひらを首すじから離さずに、体重を
 手にのせるようにして、やさしさをこめて首の後ろの部分(頭をねじった側の反対側の
 頂上部分)を上から真下に押しさげるように、圧力をかけて押してもらってください。
 押しはじめに1〜2回やってみて、痛くない側から本格的に20回から30回、肩から頭の
 つけ根に至る頸椎の部分を押してもらってください。これを右側と左側にそれぞれ首を
 45度ねじってやってもらい、それを1パターンとし、これを2〜3パターン繰り返して
 ください。これだけで簡単な頸椎のずれの場合の、首や肩のコリはなくなります。
C しつこいコリや硬直がある時は、1日1回、2〜3パターンやって、何日か繰り返し
 てみてください。
D やってもらう人が痛がる時は、即やめてください。調整するために力を入れていく場
 所の手順が違っています。あるいは、頸椎のずれとは関係なく、頸椎がつぶれている場
 合があります。

 次の症状がある時は、首の上の部分(頭のつけ根の部分)を重点的にやってもらうこ
と。
 頭では、いつも偏頭痛がする。眠気がとれない。すっきりしない。目は疲れやすい。
あるいは、目の潤みがない渇き目のことが多い。耳では、片方が聞こえにくい。鼻はい
つもどちらか片方が塞がれた状態になり、空気の通りが悪い。また口で息をしているこ
ともある。のどでは、咳が止まりにくかったり、やせているのにいびきをかく。自分で
意識していない状態で、気がつくと顎に力が入ってしまい、歯をガチガチにかみ合わせ
ている。つばの出が悪く、のどの渇き感が消えないなどの症状がある時。

 次の症状がある時は、首の上部から中程にかけて重点的にやってもらうこと。
 首はいつもこっている。疲れると首がこる。肩のひどいこりがいつもあったり、疲れ
るとこる。腕とくに指先の血流が悪く、いつもつめたい。胃酸の出が多い。便秘ぎみの
症状がある時。

 次の症状がある時は、首の下側(肩のつけ根)の部分を重点的にやってもらうこと。
  足     血流が悪くつめたい。 (右側・左側・両側)
 足   先   血流が悪くつめたい。 (右側・左側・両側)
 足 の 裏   こる。重い。

E 図解・頸椎が後にずれている時の直し方
写真1 おでこにあてる枕の作り方。顎が床などにつかない高さが必要。

写真2 枕をおでこに当ててうつ伏せに寝る。頭側からの写真。横から見た写真。

写真3 45度の角度で頭をねじる。

写真4 おでこのこの部分をそれぞれ下にして寝るとよいでしょう。
            おでこの下になる部分。左側と右側。
写真5 手の当て方。

写真6 痛みが出ない側の上から体重を軽く手に乗せるようにして手のひらで20〜30回押
   す。

写真7 反対側の上から体重を軽く乗せるようにして手のひらで20〜30回押す。調整する
   人がやりやすいように自分の体の位置を変える。

2).頸椎が前にずれている時の直し方

注意、1)の方法で、手の冷たさや首のこりなどに変化がなければ、頸椎が体の前の方にず
れているケースにあたるので、次の方法を試してみてください。

@ まず頭を少し高くして仰向けに寝てください。この時も、手は気をつけの姿勢で肩の
 力を抜いてリラックスさせ、足の方に下げておくとよいでしょう。
A 頭を45度の角度でねじって、後頭部の角(片方ずつ交代で)を枕に乗せて、あごをの
 どの方に引いて寝てください。
B 頭を45度の角度でねじった状態で、片手で、手のひらを首すじから離さずに、体重を
 手にのせるようにして、やさしさをこめて首の後ろに向けて押しさげるように圧力をか
 けて、ねじった側とは反対の頸椎の前側を上から押してもらってください。頸椎が前に
 ずれている時は、首の後ろ側から頸椎に触れると、その部分が窪んでいることがあるの
 で、そこを重点的にやること。はじめに1〜2回押してみて、痛くない側から本格的に
 10秒位ないし10回くらい、頭のつけ根から肩にかけて押しつづけ、これを右側と左側に
 首をねじって、やってもらってください。
C しつこいコリや硬直がある時は、2〜3パターンやってみてください。
D やってもらう人が痛がる時は、即やめてください。調整するために力の入れていく場
 所の手順が違っています。あるいは、頸椎のずれとは関係なく、頸椎がつぶれている場
 合があります。

E 図解・頸椎が前にずれている時の直し方
写真1 柱の切れ端の木の中心部を削って窪みを作り、枕として使用しながらやるとなお
   効果があがるようです。

写真2 仰向けに寝る。

写真3 45度の角度で頭をねじる。

写真4 調整する人は、頭側に座ってやる。

写真5 手の当て方。

写真6 痛みが出ない側の上から体重を軽く手に乗せるようにして、手のひらで20〜30回
    (あるいは10秒〜20秒) 押す。

写真7 反対側は手を変えて、上から体重を軽く乗せるようにして、同様に手のひらで20
   〜30回 (あるいは10秒〜20秒) 押す。

7.腰痛などを和らげる私の方法

1)自分で自分の腰椎のずれを直す方法

サラシや自転車のチュウブなどを、腰にたすき掛けにまいておくのが一番良いようで
す。

2)人の腰椎のずれを直す方法

@ まず腰くらいまでの高さのテーブルがあればテーブルで、また、テーブルがない場合
 はこたつの台の「へり」に、自分の足をぶるさげる状態で、足のつけ根と腰のつけ根の
 部分を直角にして「へり」にあてるようにして、自分の体をうつ伏せにして、台の上に
 寝てください。この時、バンザイの姿勢で両手を上にあげ、肩の力を抜いてリラックス
 してください。
A やってもらう人に足を下ろした方に立ってもらい、体の背中部分を、後ろから頭の方
 に向かって押してもらってください。押してもらう時、腰のつけ根(足のつけ根)がテ
 ーブルの角に当たるようにうつぶせになっているので、押してもらう人の力で、押して
 もらった背骨の部分から腰につけ根にかけて縮まっている状態の脊椎の間を広げる効果
 があり、この動作は、広げている間に、飛び出している軟骨などを元に戻そうとする効
 果を狙ってやるものです。
B 腰の痛い部分を直接押すのではなく、押してもらうところは、痛い部分から20cmほど
 頭側 (足の方に立っている人から見て肩側の背骨の部分) を、両手で、背骨から手を離
 さない状態で「いち、にい、のさん」で、寝てる人の頭の方へ向けて体を押し上げるよ
 うに押してもらい、「さん」で押した後は、5秒くらい体を押し上げたまま、止めても
 らってください。2回ほどやれば、うまくいけば、軽傷の腰痛はその時点でなくなって
 いるはずです。
C なお、この方法は、腰の部分に限定した調整法ではなく、背中の違和感や疲労感など
 を感じている症状が、背骨の骨のずれによって起こっている場合は、背骨全体に応用し
 て、脊椎のずれを調整することができます。
D 腰痛などの痛みがとれてから、背骨全体の脊椎の中心の両側を、上(頭の方)から下
 へ(腰にかけて)、あるいは下から上へ、真上から押してもらって、脊椎の細かな歪み
 を調整してみてください。足のふくらはぎのこりが解消されるなど、思わぬ効果がでる
 こともあります。
E 腰痛の原因によっては、この方法で痛みが解消されない場合もあります。その時は専
 門医の診断を受けることをお勧めします。

 腰痛はバカにしていると、癖になります。くれぐれも、体の動かし方に注意して、不用
意に腰をねじったり、中腰になった時に、急に体を起こさずに、静かに起き上がるように
して、なるべく再発させないように注意して、快適な生活をおくってください。

F 図解・腰椎のずれの直し方
写真1 テーブル、あるいはこたつの台の上にうつ伏せに寝る。手はバンザイをする姿勢
   が一番よいでしょう。背中全体をリラックスさせることができるからです。
    全体の写真。横からの写真。
写真2 うつ伏せに寝た人の後ろから両手で腰椎を頭のほうへ向けて突き上げるように押
   してもらう。押してもらう部分は、痛みを発している部分から20cm頭側から始め、 
   だんだんと下へ押し込む位置を移動しながらやってもらう。
    全体の写真(やってもらう人と腰を押す人が立っているところ)。
写真3 3〜4回やってみて効果が上がらなかったら、お腹の下に座布団などを入れてや
   ってください。始めから座布団などを敷いてやってもよいでしょう。

8.終わりに。

 最近、この頸椎や脊椎の調整法を編み出してから、頸椎や脊椎のずれという目で、テレ
ビのマラソンなどスポーツイベントやニュースを見ていると、私の目からは、明らかに頸
椎や脊椎のずれが原因で成績が不調に終わっているのではないかと思われる選手がいるの
を見受けます。例えば、走りだしてすぐに口を開いて呼吸していることが多い人とか、ふ
くらはぎなどの肉離れになりやすい人がそれです。
 また、今年、アメリカに渡ったドジャースの松井は、私の目からは、鼻からの息の通り
が悪いように見える。私の観察に間違いがなければ、松井が体調の自己管理に失敗するこ
とがあると、その時は、集中力が散漫になり、成績も振るわなくなるはずです。これと同
じようなことは、巨人に在籍していた時にもあったはず。
 ところで、自分でも不調の原因がどこにあるのか判らないという人は、特に自分の普段
の体の症状で、先にあげた症状が自分にないかどうか点検することを勧めます。そして、
先にあげた症状のいくつかを持っている人は、どんな方法であれ頸椎や脊椎の調整をやっ
てみることを勧めます。
 私の頸椎や脊椎の調整法は、医師から手術できないとされ、また、各種治療法によって
も解消されなかった頸椎など骨のずれからくる諸症状を、障害者の日常生活の中で改善さ
せ、日頃の生活を少しでも快適に送るにはどうしたらよいかという難題を解決するために
工夫を凝らし、ない知恵を絞って編み出した方法です。
この調整法は、直接、自分で自分の調整をするものではありません。でも、自分が身に
つけた技能を、他人 (ひと)に発揮して生かし、相手の人に、自分の頸椎などの調整をし
てもらうことで、その人が身につけた技能を発揮して生かすことで、お互いのいのちをよ
りよく生かし合って生きる人の関係を築くきっかけとなるものです。お互いに相手への思
いやりを込めて、頸椎や脊椎の調整を試みてください。

C.ひざや腰痛の人の足の筋肉のきたえ方

まず横に寝た状態で、
@あおむけに寝る。右足のかかとを30センチくらい上にあげて、床につけずにおろす。自
 分のできる回数を繰り返す。はじめは1回からはじめてもよい。
Aあおむけに寝る。左足のかかとを30センチくらい上にあげて、床につけずにおろす。自
 分のできる回数を繰り返す。はじめは1回からはじめてもよい。
B右を下に横向きに寝る。左足のかかとを30センチくらい上にあげて、床につけずにおろ
 す。自分のできる回数を繰り返す。はじめは1回からはじめてもよい。
C左を下に横向きに寝る。右足のかかとを30センチくらい上にあげて、床につけずにおろ
 す。自分のできる回数を繰り返す。はじめは1回からはじめてもよい。
Dうつぶせに寝る。右足のかかとを30センチくらい上にあげて、床につけずにおろす。自
 分のできる回数を繰り返す。はじめは1回からはじめてもよい。
Eうつぶせに寝る。左足のかかとを30センチくらい上にあげて、床につけずにおろす。自
 分のできる回数を繰り返す。はじめは1回からはじめてもよい。
Fできるようになったら、1回を2回、3回とふやしていく。

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