食べ物の風土記 3
果実類
アーモンド「ばら科・中央アジア原産。アメンドウの果実の核のこと。」
あけび「あけび科。茎は利尿剤になる。」
いちご
いちじく
梅 花を観賞する梅は大きく三群に分類され、野梅系、緋梅系。あんずとの雑種の豊後系
に大別され、いずれにも枝の垂れる梅(しだれ梅)の品種がある。日本に梅は自生しな
い。
しだれ梅 50種ほどにのぼる。しだれ梅は古典文学には取り上げられていない。江戸時代
に広がったとみられる。「花壇綱目」(1681年刊)には梅53品種が記され、その一つに
「しだれ梅中輪なり」と載る。朝日新聞「花おりおり」より。
柿
渋柿の渋ぬき法 へたに焼酎をつけた柿を並べて大きなポリ袋でくるみ、段ボール箱
で密閉して5、6日おけば、おいしい甘柿になるという。2005.11.7 朝日新聞「ひとと
き」より。
かりん
かやの実
かんきつ類
たちばな
にっぽんたちばな。柑子(こうじ)・蜜柑の総称。
『古事記』の「多遲摩毛理」の項では、「また(垂仁)天皇、三宅の連(むらじ)等
の祖、名は多遲摩毛理(たぢまもり)を常世(とこよ)の国に遣はして、非時(ときじ
く)の香(=時節がなくいつでも香りのある)の木実を求めしめたまひき。故、多遲摩
毛理、遂にその国に到りて、その木実を採りて縵八縵(かげやかげ)、矛八矛(ほこは
ちほこ)を将(も)ち来たりし間に、天皇既に崩(かむあが)りましき。ここに多遲摩
毛理、縵四縵、矛四矛を分けて、大后に獻り、縵四縵、矛四矛を天皇の御陵の戸に獻り
置きて、その木実を挙(ささ)げて、叫び哭きて白ししく、「常世の国の非時の香の木
実を持ちて参上りて侍(さむら)ふ。」とまをして、遂に叫び哭きて死にき。その非時
の香の木実は、これ今の橘なり。」と解説している。
『常陸の国の風土記』には、「(行方/なめかたの)郡(こおり=郡の家/みやけ、
郡役所の意)の側(かたわら)の居邑(むら)に、橘(たちばな)の樹生(お)へり。
」とあり、さらに、「前(さき)に(香島=現鹿島)郡を置ける所にして、多(おほ)
く橘を蒔(う)ゑて、其の実味(うま)し。」とある。
こうじ蜜柑 みかんより小さく果皮薄く酸味が極めて多い。
夏みかん 冬に実るが、夏まで残るので夏みかん。別名・夏だいだい。栽培は偶然のきっ
かけで始まった。18正規の初め頃、山口県長門市青海島の海岸に果実が一つ漂着し、西
本於長(おちょう)といし若い女性がその種子を播いて育てたのが原木として現存。天
然記念物に指定されている。明治になって萩から各地に伝播。2005.12.22朝日新聞「花
おりおり」より。
甘夏
いよかん
温州みかん
かぼす・すだち
きんかん「ヘンルーダ科。別称、ひめたちばな。」
くねんぼ「ヘンルーダ科。タイ・インドシナ原産。」
ざぼん
ぼんたん
ぽんかん 原産はアッサム地方と見られる。古いみかんの品種。温州みかんより少し大き
く、橙色が濃い。ほぼ球形で、果梗 (かこう)のつけねは通常凸起する。このため台湾
で凸柑の表記も。中国では古くはその形態から乳柑と呼んだ。日本でも九州などで栽培
。外皮は厚いが、むきやすい。中心はしばしば空洞。2006.2.5朝日新聞「花おりおり」
より。
ゆず
オレンジ
グレープフルーツ 西インド諸島のバルバドス島で見いだされ、19世紀初めに米国へ。そ
の一方の親はブンタンらしい。すっかり日本人の生活にも入り込んだが、ほとんどが輸
入品。グレープとはブドウの英名。それがついているのは、果実がブドウのように房 (
ふさ)なりするから。2006.2.6朝日新聞「花おりおり」より。
レモン
きいちご類「ばら科。もみじいちご、かじいちご、べにばないちごなどがある。果実を食
用。ジャム・苺酒の原料。」
キウイ 中国原産。ニュージーランドで品種改良された。その実が、飛べない鳥・キウイ
ににていることからこの名がついた。
ぎんなん 銀杏・いちょうの実。茶碗蒸しに入れる。干したものをいって食べる。
くさぼけ
ぐみ 生で食べたり、果実酒に入れてもよい。
くるみ
くり(栗) 最も甘くする方法。・冷蔵庫の氷温室でプラスチックの袋に入れて保存(3
日で2倍に糖度があがる。30日で4?倍)。・土鍋(縄文土器)で蒸して加熱する。そ
うするとメロン並の甘い栗になる。
くわの実
ざくろ ペルシャ原産。中国から日本に伝わる。
しいの実類(すだ椎・まてば椎)
スグリ類
すもも
栃の実
どんぐり
パイナップル(アナナス)
びわ
ぶどう
ブルーベリー
松の実
もも
落花生
りんご
ゆすらうめ
お茶の類
甘茶
緑茶
紅茶
コーヒー
ココア
油を取る植物
オリーブ「ヨーロッパ原産。実から油を取って食用・薬用、石鹸の原料とする。」
くるみ
ごま
アフリカが原産地らしい。実の色により、黒ごま、白ごまなどがある。いって絞った
油が胡麻油。火にかけないで絞る白絞油もある。
大豆
つばき
とうもろこし「コーン油」
あぶらな「菜種油。てんぷら油にする。」
ひまわり
べにばな「サフラワー油」
綿の実 ペルー北部のアンデス高地で、発掘された家屋の床や暖炉跡に、約5500年前の綿
が発見されたことが、2007.6.29 日付の米科学誌サイエンスに発表したと2007.7.2の朝
日新聞が報じた。詳しくは「カボチャ」の項。
その他
ひょうたん(瓢箪)日本では、縄文時代から栽培されていた。
こんにゃくの作り方
精製粉 100g 1.70℃に沸かした水にかき混ぜながら精製粉を入れ、充分まぜて、
消石灰 6〜7g のりがき状にし、30〜40分放置。
水 3.5ℓ 2.器に消石灰6〜7gを入れ、コップ2杯位のお湯を入れる。
3.アクを入れる前に1〜2分よく練る。
アクを入れ30〜40秒でまんべんなくまぜ、30〜40分放置。
4.包丁で切りわけ (うすい方が破約アクぬきができる)、熱湯をか
け、20分位煮る。
生いも 1s
水 4〜4.5ℓ
消石灰 生いもの3%
水 400ml
肉類(日本の現実を中心に)
あひる
うさぎ「自然のものも狩猟の対象となり食べられている。」
牛
馬「アジア・ヨーロッパの原産。信州地方を中心に食用にされる。別名、桜肉。」
食用蛙「うし蛙。」
すっぽん
鶏「かしわ」
豚
羊
山羊
猪「家畜としても飼っている。」
がちょう
鴨
きじ
クジラ「戦後の日本人は大変お世話になった。乱獲にあい1987年冬期を最後に商業捕
鯨が禁止される。」
熊
鹿
ずめ・野鳥「渡り鳥の密猟が絶えない問題がある。」
鳩「ベトナムでは家禽として飼って食用にしている。」
昆虫類
いなご
かわむし「長野県の天竜川上流地区では冬場に取ったものを佃煮にする。」
蜂の子
蜜蜂「蜂蜜を採る。」
淡水に住むもの
かわのり
アメリカザリガニ
さわがに
しじみ
たにし
手長えび
鮎
うなぎ
くちぼそ
こい
どじょう
ふな
わかさぎ
海草類
あらめ
昆布
てんぐさ「ところてんや寒天の材料。昔は建築材料として壁材に混ぜた。酢で煮出し、凍
らして乾燥させたものが寒天(信州の冬の特産物)。」
とさか
のり
ひじき
わかめ
海に住む貝類
あおやぎ
あかがい
あさり
あわび「刺身やすし種。甲州の煮貝として山梨の特産にもなっている/武田信玄の頃、静
岡から山梨に塩や醤油、海産物などを舟に乗せて富士川を運んだ時、たまたま醤油の中
に入ったあわびが醤油づけとなり、それがおいしく、保存もきいたことから始まった保
存法が料理となったもの。」
うに「あかうに・紫うにの卵巣を食用(生や塩漬)にする。」
かき
さざえ
とこぶし
はまぐり
帆立貝
ムール貝(むらさきがい)
海に住む魚類・他
あじ
あんこう
いわし
かつお
きす
きびなご
こはだ
さけ(いくら・すずこ)
さば
さんま
たい
たら(たらこ)
とびうお
にしん(数の子)
はまち
ぶり
まぐろ
ます
いか
えび「伊勢えび・くるまえび」
かに
しゃこ
たこ「いいだこ」
なまこ
醗酵飲料・調味料類
日本酒
どぶろく(濁り酒)
焼酎
ビール
ウイスキー
ウォッカ
シャンペン
老酒
ラム酒
リキュール酒
ワイン(葡萄酒)
酢
みりん