養護学校にＰＴ，ＯＴ，ＳＴが入るには、その自治体によって方法がちがいます。東京都の場合は、PT,OT、ST免許の他に、何らかの教員免許が必要になり、採用試験を受ける必要があります。特殊教育教員資格認定試験で、自立活動の免許を取得して、自立活動の採用枠で入ることです。PT,OTならば、自立活動の、肢体不自由教育、STならば、自立活動の言語障害教育の資格を取得し採用枠で入るのが、入りやすい方法です。他の県ならば、それぞれ事情が違うので、それぞれの県（市立の養護学校がある自治体は市）の教育委員会に問い合わせるのがよいでしょう。
いずれにせよ、養護学校には、PT,OT、STなどの専門職が必要ですが、まだ人数も少なく、十分な取り組みができていないのが現状です。これは、養護学校ができた当初は、どちらかというと軽度の障害を持った子どもたちが多かったから、それほど必要性を感じなくて、専門職が入るような制度がなかったからだと思います。これからさらに専門職が必要になっていくと思います。
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