荒川区のマイスター

 

8.2001年11月受賞者

    宝石・貴金属の加工士として、53年間に亘って研鑚を重ねて来ました。

   石の選別からデザイン、溶解、彫金、石止め等、全ての作業を一人の手で

   仕上げる見事な技は、他の追随を許しません。

   また、流行を取り入れながら、身に着ける人のイメージを大切にした作品は、

   幅広い支持を得ています。  

   急速に分業化が進む靴業界の中にあって、高級革靴の製甲師として、

   100に近い工程の全てに精通している貴重な存在です。

   靴の縫い合わせ部分の糸のラインが、美しく連なって1本にしか見えず、

   専門家でも縫い始めの位置が分からないと云われるほどです。

   41年間のたゆまぬ努力と工夫が、この技術に結晶しています。

   52年間、和裁の道一筋に歩み続け、現在も和裁研究所で、打掛の褄上げ方や、 

   コートの襟肩の研究等を重ねています。

   昭和43年に開設した中村和裁教室では、多くの生徒を育て、東京和裁縫製組合

   等でも後進の指導に当る等、長く和裁の振興と和裁技術の継承や発展にも寄与

   しています。

 

    

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