在宅ホスピス物語 死と生に向き合うとき

はじめに −人は死ぬまで生きている

第一章 出会う −在宅ホスピスは医療が人生と出会う場
 在宅ホスピスを始める
 添い遂げる
 「自己決定」を支える
 告知と未告知のはざまで
 三日間の勝負
 選 択
 「最期」という大切な時間

第二章 生きる −人は死ぬまで生きている
 「みなさ〜ん、ありがとう〜」
 「患者は、死ぬまで生きている」
 うちの息子は世界一!
 絆(きずな)
 願い −家族のリズムを崩さずに
 日々の決断
 癒しのあかりのうた(1) −ランプシェードに花びらを
 癒しのあかりのうた(2) −最期まで人生の主人公として

第三章 寄り添う −家族が支える、家族を支える
 命のバトンタッチ −チャイルド・ライフ・スペシャリスト
 遂げられなかった思い
 最期の知らせ −生活を支えるということ
 在宅ホスピスはススメない!
 死と向き合うこと
 ふるさとで風になって
 闘いの中で成長する家族

第四章 広がる −社会を育てる「小さなたね」
 ケアの力 −ケララで学んだこと
 ケアをめぐる風景
 グループホームでの看取り −その1
 グループホームでの看取り −その2
 在宅ホスピスの広がり(1) −神経難病
 在宅ホスピスの広がり(2) −認知症
 在宅ホスピスの広がり(3) −こどもホスピス

あとがき −人権運動としてのホスピス