「臨床作業療法」の前身は、「精神認知とOT」という雑誌として生まれました。その後、今回同様、新しい雑誌のイメージに刷新を図る目的で名称を変更し、編集局長(?)を山根寛氏が務め、斬新でありながらも清廉な発想からテーマを決め、作業療法士にメッセージを送り出してきました。
しかし、若者の活字離れがありながらも一方では情報が氾濫するという混沌とした現状にあり、送り手の伝えたいメッセージが若いOTに届きにくくなりました。確実に「臨床作業療法」はある一定の層の作業療法士に定着していましたが、裾野の拡がりに欠けていたかもしれません。
そこで今回、再度雑誌を新しい視点から創り込み、若い作業療法士の方が手に取る、眺める、役に立つから精読する、こんな雑誌に生まれ変わりたいと思っています。
編集委員も刷新しました。新たな雑誌を皆さんと共に創造し、力強いメッセージを発信してゆきます。
編集委員を代表して 土井勝幸
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