Volume 3 Number 3 APRIL 2006

■特集 「伝える」「伝わる」ことの工夫 −脳の働きとコミュニケーション障害
「伝える」「伝わる」−コミュニケーションのしくみ 山根 寛
人が人を支える基盤としての「伝える」「伝わる」
 −医療福祉の領域で働く者に求められること 西村辨作
どうして話さないの −緘黙症 宮田千恵子,他
損なわれた記号 −失語症 小嶋知幸
自閉っ子に潜む「話せば長い,浅いわけ」 浅見淳子
機器を使って「伝える」「伝わる」
 −知的障害や自閉症の子どもへのサポート 坂井 聡

●巻頭のことば
アンドロイドは桜吹雪の夢を見るか  −ゆらぎを楽しむ志向性 苅山和生
ひと
見えない世界を照らし続けて
 
−ノーマライゼーションからインクルージョンへ
竹前栄治・〈聞き手〉野口弘之
●解説
平成18年度 診療報酬改定をどうみるか
 
−リハビリテーション医療の直面する現実と発展への考え方
石川 誠
●レクチャー
高次脳機能障害と生活障害〔3〕   
失行症と生活障害 種村留美

連載
◆柏塾流 ADL 道場[8]
身体の自己管理 −洗体・整容・更衣に関連して 柏木正好
どうして? 老健施設のリハビリテーション[3]
集団ができない!
川口淳一・上田章弘
活動報告
新潟県士会の中越震災後における支援活動[2]
仮設住宅の集会所で行った作業活動 間 牧子
◆こえ
精神障害を生きる[1]
障害は第二の人生 立山 尚
◆薬と生活[13]
認知症に使用される薬剤[3]
−日本神経学会治療ガイドラインと開発中の薬剤 永井 努,他
◆冠難辛句[7]
小さなこと 山根 寛

1枚の絵 たけのこに思いをこめて 佐藤義政
わたしの本棚 ぼくらの発達障害者支援法 小市健二
現場レポート 新潟こばり病院
 ワーキンググループで診療報酬改定後の体制づくりに取り組む 

立ち寄り見聞記−日本障害者補助犬学会が開かれる/誌名変更のお知らせ/インフォメーション/次号予告