臨済宗妙心寺派 天長山是照院

臨済宗で誦えるお経

開経偈(かいきょうげ)

お経を勤めるときに最初に誦えるお経です。無上甚深微妙法(むじょうじんじんみみょうほう)-無上にして深遠なる仏の教えは- 百千萬劫難遭遇(ひゃくせんまんごうなんそうぐ)-こうして出会うことが出来ることは大変に有難いことである- 我今見聞得受持(がこんけんもんとくじゅうじ)-私たちは今まさにこの時この仏の教えに出会うことが出来た- 願解如来真実義(がんげにょらいしんじつぎ)-この仏の教えの本当の意味が明らかになりますことを心から願います- お経を誦えることの功徳は大変大きく、こうして今まさに私たちの手元にあって仏の言葉と一体になることはまことに得難き縁であります。この仏の教えは一夕一朝に私に理解出来るものではありませんが、仏と私が一体となってお誦え致します。

般若心経

広く知られているお経です。臨済宗では、ご本尊の供養に誦えられます

観世音菩薩普門品

妙法蓮華経28品の内、第25番目のお経で「観音経」として知られています。特に後半の偈文は、「世尊偈」として独立したお経として誦えられます

白隠禅師坐禅和讃

白隠禅師が作られた平易で誦え易いお経です

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大悲呪(だいひしゅう)

正式には「大悲円満無礙神呪」といい、臨済宗では最もよく誦えられるお経です。「ナムカラタンノー トラヤーヤー」で始まるこのお経はリズムが良く、覚えやすいので、私が最初に覚えることが出来たお経です