先頭へ | << 前の20件へ | 次の20件へ >> | 書籍一覧へ


環境適応【第2版】中枢神経系障害への治療的アプローチ

著者 柏木正好(柏塾代表)

 著者の30年にわたる中枢神経系障害への治療的アプローチの実践がついに書籍として結実。基本的な考え方から応用までをボバースアプローチの理論と技術で整理し、実際の臨床に即した内容に発展させている。写真を多用し、わかりやすい図で解説。改訂版では歩行についての補充、さまざまな場面では治療展開などの記述に大幅な増頁を図った。中枢神経系障害のリハビリテーションに取り組む作業療法士、理学療法士、言語聴覚士に待望の1冊。

●本体3,600円+税 ISBN 978-4-902249-25-5 B5判 243頁



イラストでわかる
生活支援のためのリハビリ・プログラム1
自分を広げよう

著者 藤原 茂(夢のみずうみ村 代表)

 朝日新聞社説で「訪ねてみると、驚きの連続」と紹介された夢のみずうみ村デイサービスセンターのリハビリ・プログラムを豊富なイラストとともに一挙満載。
 ICF(国際生活機能分類)に沿って、だれでも、どこでも生活の中で楽しくリハビリできる。第1巻「自分を広げよう」編では61、第2巻「視界を広げよう」編では60、第3巻「生活を広げよう」編では56、第4巻「人生を広げよう」編では26のプログラムを紹介する。
 内容は活動を捉えやすいように、〈ねらい〉〈手順〉〈ちょっとしたヒント〉〈特にお勧めしたい方〉に分けて解説されている。また、活動の評価が一目で理解できる〈活動MILK成分表〉をそれぞれのプログラムに付した。
 病院・施設で働くセラピスト・福祉関係者、生活の中でリハビリを楽しみたい本人にお勧めのイラスト解説集。

●本体2,600円+税 ISBN 978-4-902249-24-8 B5判 180頁



リハビリテーションの不思議
聴こえてくる、高齢者の〈こえ〉


著者 川口淳一(介護老人保健施設ふらの・作業療法士)

 あまるほど手芸作品を量産する方、トイレットペーパーを四つ折にして積み上げる方、無反応な方、徘徊して他人の箪笥を荒らす方、今日も老人保健施設には個性的な高齢者が集う。高齢者たちの顔の向こう側にあるものは?
 本書には、高齢者とセラピストとの心に沁みる32話が載せられている。人に受け容れられようとし、褒められたいと願い、また誰かの役に立とうと世話を焼き、笑い合う仲間を求める高齢者。それは、セラピストだって同じ。淋しくて、愛おしい人と思った時からリハビリテーションに不思議なエネルギーが立ちのぼる。
 職場で葛藤しているセラピスト、利用者さん・家族にとって希望の1冊。

●本体2,200円+税 ISBN 4-902249-23-5 B6判 174頁



脳卒中を生きる意味【病いと障害の社会学】

著者 細田満和子(コロンビア大学〈アソシエイト〉)

 本書は、病いや障害を持つ人々の傍らに寄り添い、直に声を聴くことから始まる生の記録である。病いの発症により人々は、生命・コミュニケーション・身体・家庭生活・社会生活の危機を迎える。しかし危機の只中で、身体や生活に関するさまざまな試行錯誤を重ね、やがて現実を受け容れ、新しい自分となる。この変容の過程で、医療専門職や家族や同病者といった周囲の人々と改めて出会い、新たな関係性をつくりあげている。絶望の中から再び生きようとする人々にとって、出会いが意味するもの、変容がもたらすこと、そこに現れる希望の可能性を気鋭の社会学者が描きだす。
 病いや障害を持ちながら〈生きる〉という人々を支える医療専門職、それを目指す学生、さらには本人・家族にとって待望の1冊。

●本体3,200円+税 ISBN 4-902249-22-7 A5判 404頁



死を迎える日のための心得と作法 17カ条

著者 藤腹明子(仏教看護・ビハーラ学会会長)

 死にゆく一人ひとりが、主体的、積極的に自分らしい最期を迎えられるように努力することこそ、現状の末期医療をより良いものにしていきます。また、看取りや末期医療は、死を迎える個々人の「心得と作法」に基づいて行われるべきものです。
 本書は日本人のこころの在りようや、より「日本的」ということを意識した、死を迎える日のための、あるいは看取られるための心構え(心得)や実際(作法)を具体的に記しています。
 末期医療を受けるご本人、ご家族、最後の生を支える医療・福祉に携わる方々にとっての待望の一冊。

●本体1,800円+税 ISBN 978-4-902249-21-9 A5判 250頁



定本 ホスピス・緩和ケア

著者 柏木哲夫
(金城学院大学学長)
(淀川キリスト教病院名誉ホスピス長・大阪大学名誉教授)


 第一人者としてわが国のホスピス・緩和ケアをリードしてきた著者の経験、ホスピスマインドを集大成。30余年にわたるホスピス医としての洞察と、制度としてのホスピス・緩和ケアの歴史が息吹をもってまとめられ、人のいのちと共にあるケアの真髄があますところなく述べられている。ホスピス・緩和ケアは、ここに始まり、育まれ、そして新しい時代を迎える。
 ホスピス・緩和ケアに携わる方々には心の拠り所として、一般読者には理解の書として必読の定本。

●本体2,200円+税 ISBN 978-4-902249-19-4 四六判 304頁



ようこそ頭痛外来へ[絶版]

著者 北見公一(北見クリニック院長)

  頭痛はわれわれ人類にとって,太古の時代から付き合いのある病気です。「頭痛なんて病気じゃない」と思っている人は、おそらく風邪や二日酔いの頭痛くらいしか経験がなく、頭痛はすぐ治るものと考えている人でしょう。以前の私がそうだったように…。
  そんな人にとって,「片頭痛の時のひどい痛みと吐き気、ガンガンと頭に響いて動けない」などという患者さんのつらさは想像すらできないのでしょう。でも片頭痛や、もっとひどい痛み方をする群発頭痛、人類が感じる痛みのなかで本当に最もつらい部類の痛みなのです。頭痛のつらさを知らない身近な人たちにも,この本でぜひ、慢性の頭痛持ちの苦悩をわかってもらってください。

[絶版] ISBN 4-902249-18-9 四六判 250頁



ガンが病気じゃなくなったとき

著者 岩崎順子

 こどもたちは初め、動かない父親の体に恐る恐るさわっていました。そのうち、横に寝ころんだり、首を持ち上げて千羽鶴をかけたりしました。ついには、おなかの上に馬乗りになって…。元気なころは、こどもを抱き上げ、体を使って遊んでいた父親。今、こうして自分のおなかの上で遊ばせているように見えました。(本文より)
  親から子へ、孫へと伝えられる“いのち”とは何かが感動をもって迫ってくる。緩和ケアに携わる医療者、本人・家族にとって希望の1冊

●本体1,600円+税 ISBN 978-4-902249-16-3 四六判 210頁



家で生きることの意味
在宅ホスピスを選択した人・支えた人

共編 柳田邦男・川越 厚

 同じ画家である娘がみた父の最後の仕事、家でも治癒の可能性を考え続ける家族、すべてを捨てる覚悟でケアに取り組む家族、病気になる前は会話のない生活を送っていた家族、かけがえのない親友を失った方・・・・・・、そして本人・家族を支援する在宅医、訪問看護師たち。百人百様の生き方・死に方を通して、家で終末期ケアにあたる豊かさが語られる。緩和ケアに携わる医療者、本人・ご家族が人生に迷った際に読む本。

●本体1,800円+税 ISBN 978-4-902249-17-0 四六判 230頁



活動分析アプローチ −中枢神経系障害の評価と治療−

編集 山本 伸一(山梨温泉病院・作業療法士)
伊藤 克浩(山梨温泉病院・理学療法士)
小菅久美子(富士温泉病院・言語聴覚士)
高橋 栄子(富士温泉病院・作業療法士)

 日常臨床でセラピストが遭遇する中枢神経系障害の活動課題を分析し、評価・治療の指針を解説。「上肢機能」「ADL・IADL」「高次脳機能障害」「食事」「移動」のさまざまな活動や病態について、それぞれの特徴・見方を概説し、症例を挙げて実際場面で応用できるよう詳細に説明。また、300余点の図・写真で、治療介入の視点と具体例をあますところなく提示。中枢神経系障害のリハビリテーションに関わる作業療法士、理学療法士、言語聴覚士の座右の実践書。

●本体3,800円+税 ISBN 4-902249-15-4 B5判 262頁



生活を活発にする
介護予防リハビリテーション


著者 藤原 茂(NPO法人「夢の湖舎」理事長)

 介護予防におけるリハビリテーションの重要性が大きくクローズアップされてきています。本書はこれまであまり述べられてこなかった、そもそも介護予防リハビリテーションとはどういうものなのか、その基盤となる考え方をどこにおけばよいのか、またどういう理論で、具体的な評価はどのように行えばよいのかなど、基本となる事柄についてわかりやすく解説しています。本人の主観的な評価を重視し、人生の現役5タイプ、人生の半現役2タイプを中心に身近なことばで内容が語られています。
  さらに、介護予防リハビリテーションで活き活きとした生活を目指すために簡単に、しかも楽しんでできるプログラムをたくさん載せています。巻末には、すぐに使える有用な付録を付けました。
  医療・福祉の関係者はもとより、当事者の方・ご家族も読める実践書となっています。

●本体2,800円+税 ISBN 4-902249-14-6 B5判 202頁



がん患者と家族のサポートプログラム
ー「がんを知って歩む会」の基本と実践 ー

監修 季羽倭文子(ホスピスケア研究会顧問)
丸口ミサエ(ホスピスケア研究会、国立看護大学校教授)
編集 ホスピスケア研究会

がんと向き合う方(患者と家族)へのサポートプログラムのAtoZ
  がん患者と家族のためのサポートプログラムに取り組むにあたって、その基本や実際を詳細に解説。コミュニケーションやグループでの話し合いの進め方など、実際場面で当面するさまざまな問題について蓄積した体験を踏まえ具体的に記述。「がんを知って歩む会」が十年来実践してきたサポートプログラムのエッセンスをあますところなく紹介。
  臨床や教育の場で大いに活用できるサポートプログラムの入門・実践の一冊。

●本体1,800円+税 ISBN 4-902249-13-8 A5判 170頁



私たちの先生は子どもたち
−子どもの「悲嘆」をサポートする本−

監修 細谷亮太(聖路加国際病院小児科部長・副院長)
 著 リンダ・エスピー(グリーフケア・カウンセラー)
 訳 下稲葉かおり(モナシュ大学)

大切な人とお別れをする子どもの悲しみ、
そばにいるあなたはどうしますか?

  親しい人や動物との死別、離別、自分の病気などで、子どもたちは心の奥深く悲嘆(グリーフ)を感じることがあります。
  そうした子どもたちとどのように向きあい、サポートすればよいのか、そうした思いを抱いたときに読むグリーフケアの本です。
  医療・福祉の現場、学校教育などで子どもをサポートする方、ご家族に贈る日本で初めてのガイドブック。

●本体1,600円+税 ISBN 4-902249-12-X A5判 102頁



脳力生活 NO!梗塞への扉をひらく[絶版]

著者 大井静雄(東京慈恵会医科大学脳神経外科教授)
大井美行(大井医院院長)

 今、元気な若者から老年者まで急に襲いかかる脳梗塞。脳梗塞とは、いったいどういう病気なのか、どのような仕組みで起こるのか、また未然に防ぐ手立てはあるのか。最先端脳神経外科医とプライマリケア脳神経外科医の兄弟博士が脳梗塞の前兆の症状、診断、予防法を分かりやすく解説。さらに、100歳までの活き活きライフを創出するために必要な日常生活のちょっとした工夫を伝授。折に触れて挿入されているエンジョイライフのためのコラムが楽しい。
  患者さん・ご家族はもちろん、医療・福祉に関わる関係の方々へ贈る1冊。

[絶版] ISBN 4-902249-11-1 A5判 128頁



看取りの心得と作法17カ条

著者 藤腹明子

もし私だったら、どのように看取られたいか。
17カ条をとおして、より日本的な看取りの在りようを解く。
・看取りの基は、「いのち」への限りなき畏敬と思い遺りなり
・看取り・看取られる者共々に、真実を語り合うことこそ大事なり
・病者の「願い」を第一に、看取ることが大事なり
・看取りの在りようを左右するは、看取る者の生死観なり

●本体1,800円+税 ISBN 978-4-902249-10-1 A5判 176貢



急性期・回復期の実践指針とあり方
これからの脳卒中リハビリテーション
[絶版]

監修 浜村明徳(小倉リハビリテーション病院院長)
編集 日本リハビリテーション病院・施設協会
急性期・回復期リハビリテーション検討委員会

 高齢者・障害者の生活再建や自立支援のために急性期(救急)からの早期離床、廃用症候群の発生予防、回復期での集中的なチームアプローチ、寝たきり予防、ADLの改善がますます重要となっている。本書では、これまでまとまって述べられることの少なかった維持期を含めた各ステージの連携、それぞれのステージのあり方や実践の基本、各職種の役割について脳卒中モデルを中心として提示している。図表を多用し、折に触れて事例を交え、リハビリテーション関連職種の臨床の指針を目指して編集されている。

[絶版] ISBN 4-902249-09-X B5判 226貢



シリーズ・ここからはじまる
笑薬(しょうやく)がんと生きる100のことば

著者 山本兼山
監修 末永和之(山口赤十字病院緩和ケア科部長)

 20年来、書の道に親しんできた著者が、後戻りのできない病床にあって最高の境地に到った。本書の一字一句に触れると愛につつまれ、その時から周りの世界が変わる。人生の折々の過程で読み返すべき永遠の名作。
 人間は時に、どうしようもなく愚かしく、エゴイスティックな生きものですが、生命や精神の危機をきっかけに、ある種の悟りの境地に到ることがあります。そして、人生と世界の本質がそれまで以上によく見えてくるようになります。ここにひとつの魂によってもたらされた叡智のとも言える言葉の数々が豊かにあります。……葉 祥明氏〔「帯のことば」より〕

●本体1,600円+税 ISBN 4-902249-08-1 B5判変形 110頁


  

臨床緩和ケア

編集 大学病院の緩和ケアを考える会

 本書は、緩和ケアにおける必須の基礎知識をおさえ、事例の多用、ベットサイドメモやワンポイントメモなどにより一般臨床でも役立つ内容となっている。また、それぞれの章をSTEP1〜3に分け、段階をおって学べ、各章で共通事例を用いて一環して理解ができる構成になっている。医学生のテキストとして、また研修医や一般臨床医が緩和ケアの趣旨を実践するうえで、有用な事項を平易に解説している。さらにグループディスカッションやロールプレイの方法を具体的に述べるなど、他には類をみないチームで使えるテキスト。

●本体2,800円+税 ISBN 4-902249-07-3 B5判 130頁



環境適応 中枢神経系障害への治療的アプローチ

著者 柏木正好(柏塾代表)

 著者の30年にわたる中枢神経系障害への治療的アプローチの実践がついに書籍として結実。基本的な考え方から応用までをボバースアプローチの理論と技術で整理し、実際の臨床に即した内容に発展させている。ADL場面を中心に写真を多用し、わかりやすい図で解説。中枢神経系障害のリハビリテーションに取り組む作業療法士、理学療法士、言語聴覚士に待望の1冊。

●本体3,000円+税 ISBN 4-902249-06-5 B5判 203頁



これからのリハビリテーションのあり方[絶版]

監修 澤村誠志
(兵庫県立総合リハビリテーションセンター顧問・名誉院長)
編集 日本リハビリテーション病院・施設協会

 高齢者・障害者が住み慣れた地域に、尊厳を持って生き生きと住み続けることを支えるリハビリテーションとは何か。実践、理論面で地域リハビリテーションをリードする5名の執筆者が、リハビリテーションが関わる各時期、システム、専門職に言及し、それぞれの目的、内容、現状と課題、そしてあり方などについて解説する。現在のリハビリテーションの概略を的確に捉え、進むべき指針を示したリハビリテーション関連職に必携の1冊。

[絶版] ISBN 4-902249-05-7 B5判 137頁

先頭へ | << 前の20件へ | 次の20件へ >> | 書籍一覧へ